気まずい思いをしないための「カカオトーク」の設定と使い方 - 基本技からブロックまで

「カカとも自動登録」や「自動おすすめ」とは？

登録時にアドレス帳連携を推奨しないと書いたが、もちろん必要とあらば行なってもいい。ただし、その場合でもまずはプライバシー設定をしっかり見直してからの方がいいだろう。

プライバシー設定はメニューの「その他」をタップし、「設定」の「カカとも管理」から行うことができる。面倒でも一度開いて見てほしい。

「カカとも自動登録」と「自動おすすめ」の2つがプライバシーを管理する上でのキーポイントだ。

まず「カカとも自動登録」は、アドレス帳を連携することでカカオトークを利用しているアドレス帳内の知人を自動的にカカともに登録する機能。これをオンにして「同期」をタップすると、アドレス帳のデータがアップロードされるわけだ。

「自動おすすめ」をオフにしてトラブル回避

そして「自動おすすめ」だが、これをオンにすると、あなたが電話番号を登録しておりなおかつカカオトークを利用しているユーザーをあなたの「知り合いかも?」に表示したり、逆にあなたの電話番号を知っているユーザーの「知り合いかも?」にあなたの名前を表示したりするようになるのだ。つまり、あなたが連絡をとりたくない相手が一方的にあなたの電話番号を知っている場合でも、カカともに登録されてしまうことになる。

もしトラブルになるとしたらこの部分なので、「自動おすすめ」は通常オフにしておいた方がいいだろう。

両方ともオフにした場合は、手動でカカともを登録していく必要がある。その場合はIDを設定して相手に伝えるか、QRコードを生成したり読み込んだりすることで簡単に登録が可能だ。