パナソニックは8日(米国時間)、米ラスベガスで開催中の「2013 International CES(CES 2013)」において、20型4K IPSα液晶パネルを搭載したWindows 8タブレット「4K Tablet」の開発を発表するとともに、実機を参考出展・展示。2013年中に商品化するという。
20型4KのIPSα液晶パネルは、3,840×2,560ドット(983万画素) / 230dpiの解像度を持ち、アスペクト比は15:10。視野角は176度以上でsRGB色域を100%カバーし、10点マルチタッチにも対応。パナソニックによれば、A3サイズをほぼそのままのサイズで表示でき、新聞、雑誌や、アスペクト比が同じ写真などのコンテンツ表示に適しているという。
また、4K解像度と同程度の入力分解能を備えるペン入力インタフェース(Anoto Live Pen)により、手書きと同じような感覚で画面上に書き込み可能。印刷メディアが持つ「質感豊かな表現力」「自由度の高い手書き」「可搬性に優れた軽さ・薄さ」といった特性を、従来のPCやタブレットでは実現が困難な高いレベルで実現したとしている。
その他の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3427U vPro(1.8GHz)、メモリが4GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce(発表段階で型番は不明)。主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 2.0×1、720P対応Webカメラ、microSDカードスロットなど。
バッテリも内蔵しており、バッテリ駆動時間は約2時間。本体サイズはW474.5×D334×H10.8mm、重量は約2.4kg。OSはWindows 8 Pro 64bit。