JVCケンウッドは1月9日、デジタルビデオカメラ「Everio(エブリオ)」シリーズの新ラインナップ「GZ-E565」を発表した。JVCブランドから1月下旬に発売される。価格はオープンで、推定市場価格は70,000円前後となっている。

「GZ-E565」

新開発の光学38倍ズームレンズを備え、遠くの被写体でもアップで捉えることが可能なモデル。さらに、ダイナミックズームを併用すれば、画質劣化を抑えつつも最大65倍までズームを行える。

光学式手ブレ補正機能も新開発のものを採用。光学ブロック内のレンズ自体を動かすことで補正を行うようになっており、より効果的な手ブレ補正を行えるようになった。また、光学式手ブレ補正とは別に、動画撮影時のブレに強い「アクティブモード」も搭載。

撮影機能としては、2012年12月発表の「GZ-E345」などと同じく、「新インテリジェントオート撮影」やマーキング機能などを搭載。

新インテリジェントオート撮影は、284パターンのシーン・撮影条件をカメラが自動で判別するもの。同社独自のアルゴリズムによって、撮影シーンに応じた最適な映像処理が自動で施されるようになっている。

マーキング機能は、撮影中に手動でマーキングしておいたり、「笑顔度」の判定により自動でマーキングされたシーンだけを後でダイジェスト再生することができるというもの。

その他の主な仕様は次の通り。レンズの焦点距離は動画撮影時で29.3~1,219mm(35mmフィルム換算、ダイナミックズーム・オフ時)、静止画撮影時で29.3~1,299mm(35mmフィルム換算、アスペクト比16:9時)、35.9~1,590mm(同、アスペクト比4:3時)、撮像素子は総画素数251万画素1/5.8型CMOSセンサー(裏面照射型)、記録方式は動画がAVCHD、静止画がJPEG、モニターは3型・23万ドット液晶。

32GBのメモリを内蔵するほか、記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードを利用可能だ。付属バッテリーの連続撮影時間は約1時間50分(実撮影時間は約1時間)となっている。

サイズはW53.5×D116.5×H59.5mm(突起部含む)、重量は本体のみで約220g、付属バッテリー装着時で約260gとなっている。