新機種も発売されたが、筆者のkobo Touchは初期モデル

疲れ果てた腕を休ませるため、日をおいて次の機種に挑戦する。

続いてはタブレットではなく、電子書籍専用端末のkobo Touchだ。端末そのものは軽量で悪くない。重量はiPad miniよりさらに軽い185グラム。もはやスマホレベルである。

片手で持ったまま電子書籍を読む上で、軽量なのは大きなアドバンテージだろう。ということでさっそく小説を読み始めたのだが、画面のタッチ精度に関してはiPad miniと比べるべくもない。これはkobo Touchがどうこうではなく、E-Inkの仕様みたいなものである。タッチしたはずなのに反応しなかったり、できてないと思ったら少し経ってから反応したりと、操作感にやや難があるが、ページ送りに関してはわりとスムーズで、片手でホールドしたまま親指でひょいひょいとページをめくることができた。

当たり前だがとてつもなく軽いので、文庫本を持っているのと疲労度はそう変わらない。30分あたりではまだ余裕である。50分あたりからちょっと辛くなり、1時間を少し超えたところでギブアップとなった。願わくばこれで端末本体が紙の本のようにしなってくれるとなおいいのだが、それはまだまだ遠い未来の話だろうか。記録は75分だった。

・記録:75分
・教訓:疲れたときは脇を締めると一時的に楽になる
・トリビア:長時間のホールドではkobo Touchの裏のキルティングの曲面が意外にいい仕事をする