午後はアプリ開発

さて、セッション終了後、それぞれアプリ開発に取り組む。図20は、題材と参加者である。

図20 アプリ開発の題材

今回はJSのプログラマが多かったが、デザイナーとグループを作る、あるいは単独でと開発に取り組んだ。

図21 グループに分かれてアプリ開発

r2d2b2gを使い開発をし、完成したアプリの一部は、実機にもインストールを行う。

図22 実機にインストール

こうして開発されたアプリを簡単ではあるが、いくつか紹介しよう。

図23 スクリーンセーバー、名刺やメールなどを回転しながら表示するようにしたかった

図24 スプラッシュ画面、ロック解除と合体まではできず

図25 女子っぽいホームアプリ、アイコンが泡のように動き、今までにないUIが目標

図26 3D Viewer、背景やライティング、モデルングの選択も可能

図27 電卓、r2d2b2gに付属の電卓が正しく動作しないのを修正したい

図28 ロック解除音、10個ほど作成し、ランダムに再生される

図29 ブラウザ、起動するとフォクすけが登場する

r2d2b2gがうまく動作しなかったり、実機にインストールまでできなかったり、3時間では完成に至らなかったグループもあるが、それぞれ発表を行った。互いの熱意は十分共有できたと思う。Firefox OSにふれて、実際に開発を行い、有意義な時間を過ごしていた。そして、アプリ開発の手ごたえを感じ取ることができたようである。最後のまとめでは、まだまだ情報やドキュメント(特にデザイナー向け)が少ない点が指摘された。これについては、浅井氏からGoogleグループの提案があった。参加希望の方は、Webにアクセスしてほしい。

図30 当日用意されたFirefodx OSの実機、左の2台は開発されたアプリが動作している

Tizenにしろ、Firefox OSにしろ、実現の可能性はわからない。しかし、「新しい技術に触れるのはおもしろいよね!だから、勉強会は継続していこう」とのことである。プログラマだけでなく、デザイナーの参加もおおいに歓迎とのことである。興味を持たれたのであれば、チャレンジしてみてはいかがだろうか。