MMD研究所は30日、「タブレット端末の所有率及び購入意向調査」結果を公表した。同調査によって、タブレット端末の所有者の割合や2012年内のタブレット端末の購入予定検討者の割合、希望する機種などが明らかになった。同調査は、インターネット調査を実施してまとめたもので、有効回答は17,559人。調査期間は10月25日から29日まで。
同調査でまず、タブレット端末の所有状況を聞いたところ、16.0%がタブレット端末を所有していると回答した。次に、2012年年内にタブレット端末を購入する予定があるかを調査したところ、「購入予定がある」と回答したユーザーが6.4%、「購入を検討している」と回答したユーザーは24.2%と、併せて30.6%のユーザーが年内でのタブレット端末の購入を予定、検討していた。
また、購入予定者と購入検討者5,376人を対象に、購入を検討しているタブレット端末について調査したところ、「iPad Wi-Fiモデル」が30.9%と最も多く、次いで「iPad mini Wi-Fiモデル」が27.6%、「Nexus 7」が15.6%という結果となった。iPad miniと同日2012年10月24日に発表された「Kindle Fire HD」は11.5%で5位にランクインした。
購入を検討しているタブレット端末で「iPad Wi-Fi+Cellular」または「iPad mini Wi-Fi+Cellular」のいずれかを選択した人964人を対象に、どちらのキャリアからの購入を予定しているかを聞いたところ、「au」と回答したユーザーが42.0%、「SoftBank」と回答したユーザーが34.1%、「わからない」と回答したユーザーが23.0%という結果となった。
購入予定者と購入検討者を対象5,376人に、購入予定の有無に関わらず、「気になる、注目している」タブレット端末について調査したところ、「iPad mini Wi-Fiモデル」と回答したユーザーが42.9%と最も多く、次いで僅差で「iPad Wi-Fiモデル」が42.4%、「iPad mini Wi-Fi+Cellular」が26.8%と続いた。
(記事提供: AndroWire編集部)