日立アプライアンスは10月9日、LED電球のラインナップを拡充した。製品のラインナップは、E17口金タイプの「LDA7D-G-E17/DS」「LDA7L-G-E17/DS」と、E26口金タイプの「LDA9D-G」「LDA9L-G」「LDA6D-G」「LDA7L-G」の計6製品。
10月19日の発売を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は、LDA7D-G-E17/DSとLDA7L-G-E17/DSが4,500円前後、LDA9D-GとLDA9L-Gが3,000円前後、LDA6D-GとLDA7L-Gが2,000円前後とみられる。
6製品とも、「スリット構造ボディ」と「光拡散カバー」を採用した広配光モデルだ。スリット構造ボディは、LED電球の口金側のケース部分に、櫛(くし)のようなスリットを入れたもの。これにより、放熱性と配光角の向上を実現している。
E17口金タイプの2製品は、LDA7D-G-E17/DSが昼白色相当で、LDA7L-G-E17/DSが電球色相当。定格消費電力はともに7Wで、全光束はLDA7D-G-E17/DSが500lm(ルーメン)、LDA7L-G-E17/DSが420lmだ。白熱電球に換算すると、LDA7D-G-E17/DSは40形相当、LDA7L-G-E17/DSは25形相当の明るさになる。
LDA7D-G-E17/DSとLDA7L-G-E17/DSは、断熱施工器具や密閉型器具に対応している。また、日立アプライアンスのE17口金タイプのLED電球としては、初めて調光器に対応した。白熱電球用の調光器が付いた照明器具で、そのまま使用することが可能だ。サイズは全長77×外径35mmで、重量は48g。
E26口金タイプの4製品は、LDA9D-GとLDA6D-Gが昼白色相当で、LDA9L-GとLDA7L-Gが電球色相当。定格消費電力は、LDA9D-GとLDA9L-Gが8.8W、LDA6D-Gが6.4W、LDA7L-Gが7.3W。全光束は、LDA9D-Gが810lm、LDA9L-Gが640lm、LDA6D-GとLDA7L-Gが485lmだ。白熱電球に換算すると、LDA9D-Gは60形相当、LDA9L-Gは50形相当、LDA6D-GとLDA7L-Gは40形相当となる。
4製品はいずれも、密閉器具には対応しているが、断熱材施工器具や調光器には対応していない。サイズは、LDA9D-GとLDA9L-Gが全長112×外径60mmで、LDA6D-GとLDA7L-Gが全長116×外径60mm。重量は、LDA9D-GとLDA9L-Gが100g、LDA6D-GとLDA7L-Gが105gとなっている。