スリット構造ボディと光拡散カバーによって、広配光と放熱性を両立した電球。写真は昼白色相当の「LDA11D-G-A」

日立アプライアンスは11日、E26口金に対応したLED電球「LDA11D-G-A(昼白色相当)」「LDA11L-G-A(電球色相当)」を発表した。発売は6月15日で、価格はオープン。推定市場価格は4,500円前後となっている。

2モデルとも、消費電力11.4WのLED電球。昼白色相当のLDA11D-G-Aの全光束は、白熱電球80W形に相当する1,160lm(ルーメン)で、消費効率101.7lm/W。電球色相当のLDA11L-G-Aの全光束は、白熱電球60W形に相当する810lmで、消費効率は71.1lm/Wとなっている。いずれも白熱電球より省電力性能が高いだけでなく、明るい環境を実現する。

2製品は、2011年10月に発売された「LDA11D-G」「LDA11L-G」と同様にスリット構造ボディを採用する。スリット構造ボディは、表面積の拡大による放熱性の向上に加えて、隙間からの光が電球の根元方向に拡がる効果をもつ。この構造と光拡散カバーを合わせて採用することで、電球に近い配光を実現している。

サイズは直径60mm×長さ112mmで重量は120g、定格寿命は4万時間だ。密閉形器具での使用には対応しているが、調光器には対応していない。

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