iLoungeが3日に報じた「Apple tightens MFi rules, stalls 3rd-party Lightning add-ons」によると、AppleはLightning向けにMade For iPad/iPhone/iPod (MFi)のポリシーを変更し、サードパーティのLightningコネクタ・アクセサリの製造行程も管理しようとしている。それにより、Lightningを採用したサードパーティ製品の年末商戦前の投入が難しくなっているという。

Appleは、iPhone 5、第5世代のiPod touch、第7世代のiPod nanoに、従来の30ピンDockコネクタに代えて新たに8ピンのLightningコネクタを採用した。同コネクタについては分解レポートで認証のためと思われるチップの存在が指摘されており、AppleがLightningでアクセサリの品質管理を強化し、粗悪な製品の流通を排除しようとしていると考えられる。

iLoungeによると、サードパーティ製品を含めてLightningコネクタ・アクセサリを製造できるのはAppleが認めた工場施設に限られると複数のソースが指摘している。しかし、まだAppleによる工場指定の通知が行われていないため、サードパーティが製品出荷のめどを立てられない状態だという。またあるソースは、11月に中国でAppleがMFiポリシーの変更とLightningアクセサリ開発に関する規定を説明するセミナーを計画していると述べたという。