ライトニングドックコネクタで上下の区別がなしに
ドックコネクタはすでに報じられている通り、新規格ライトニングドックコネクタに変更された。新コネクタでは上下の区別がなくなり、どちらを上にしても挿せる。iPhoneを接続する際の上下確認作業が不要になるのは地味にありがたい。
さらに、イヤホンジャックが底面に変更された。これには賛否両論あるかもしれないが、個人的にはイヤホンを挿したままポケットにiPhoneを突っ込むとき、いちいち向きを変える必要がなくなったのが嬉しい。
フィット感が向上した新イヤホン
次にイヤホンだが、こちらも形状が一新された。正直、従来のiPhoneのデフォルトイヤホンはあまり筆者に耳に合っておらず、つけてもすぐポロッと取れてしまうのが難点だったのだが、新型イヤホンではそのフィット感が大幅に改善されている。これまでデフォルトイヤホンはあまり好きではなかったという人も、新イヤホンを試してみる価値はありそうだ。また、従来より音漏れしにくくなっている点も見逃せない。
さて、外観はこれくらいにして、実際に使ってみることにしよう。
スペックだけ見ると、機能面ではあまり目立った改善はなさそうだったのだが、使ってみると4Sとの違いをはっきり感じる部分がいくつかあった。