十分なスペックとインタフェース、付属ソフトもお得

SPECTRE XT 13の店頭モデルでは、CPUにIvy Bridge世代のIntel Core i5-3317U(1.7GHz)を採用。メモリはPC3-12800 4GB、ストレージは128GB mSATA SSD、グラフィックスはIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)と、日常的な作業には十分なスペックで構成されている。

より高いマシンパワーを求める人は、Intel Core i7-3517U(1.9GHz)を搭載した直販モデルを選ぶといいだろう。メモリは8GB、SSDは256GBと店頭モデルに比べてパワフルながら、直販サイト「HP Directplus」での直販価格は114,450円からとお買い得だ。

店頭モデルでは128GBのSSDを搭載。試用機に搭載されていたSSDはmSATA接続のサムスン「MZMPC128HBFU」

インタフェースはHDMI端子やGigabit Ethernet対応有線LAN、オーディオ端子など一般的な構成だ。USB端子はUSB3.0×1基、USB2.0×1基の構成。無線機能は、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LANとBluetooth4.0となっている。

本体前面にインタフェース類はなく、スッキリとしている

液晶ディスプレイを最大まで開いたところ

本体背面には、HPの社名がプリントされているのみ

本体左側面には、左からオーディオ端子、2in1メディアスロット、USB2.0、ACコネクタを配置

本体右側面。左からGigabit Ethernet対応有線LAN、HDMI出力、USB3.0と並ぶ

プリインストールされているOSは、Windows 7 Home Premium(SP1)の64bit版だ。付属ソフトで注目したいのは、製品版の「Adobe Photoshop Elements 10」と「Adobe Premiere Elements 10」がある点。セットでも実売2万円前後のソフトウェアがプリインストールされているのは、かなりお得だ。

「Adobe Photoshop Elements 10」(写真上)と「Adobe Premiere Elements 10」(写真下)の製品版がプリインストールされている

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