オリンパスイメージングは9月17日、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した交換レンズとして、ネイチャーマクロレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」を発表した。10月5日より発売し、価格は62,475円。

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

「OLYMPUS OM-D E-M5」への装着例

最短撮影距離が19cm、撮影倍率が等倍(35mm換算で2倍相当)という、35mm換算120mmの焦点距離を持つ単焦点のマクロレンズ。防塵防滴構造を備え、雨天や水辺などのマクロ撮影シーンをはじめ、風景やポートレートなど幅広い用途に使えるとしている。

レンズ構成は10群13枚で、ED(特殊低分散)レンズ、HR(高屈折率)レンズ、E-HR(超高屈折率)レンズなどを採用。望遠系のマクロレンズで目立ちやすい色にじみを、徹底的に除去したという。オートフォーカスはインナーフォーカス方式で、フォーカスリミットスイッチ(合焦する範囲を限定)や、撮影距離/倍率を示す表示窓を設けている。

その他の主な仕様は、最近接撮影範囲が13×17mm、絞り羽根数が7枚(円形絞り)、最大絞り値がF2.8、最小絞り値がF22、フィルターサイズが46mm。本体サイズは56(最大径)×82(全長)mm、重量は185g。

また、オプションとしてレンズフード「LH-49」(5,775円)、アダプターリング「FR-2」(5,250円)が用意されている。

レンズフード「LH-49」の装着例。フード部を収納した状態(写真左)と、伸ばした状態(写真右)

アダプターリング「FR-2」(写真左)と、ツインフラッシュセット「STF-22」との使用例