ギャプライズは9月12日、イスラエルのクリックテール社が開発した次世代型アクセス解析ツール「クリックテール」の国内アカウント数が300を突破したと発表した。ギャプライズはクリックテールの公認パートナーで、スマートフォンに対応した「クリックテールモバイルβ版」の追加機能についても発表している。

クリックテールは世界中で7万社以上が利用するアクセス解析ツールで、Webサイトを訪れたユーザーのマウスカーソルの動きをすべて記録して高精度の分析ができるといった機能などを提供する。マウスカーソルの動きを通じてユーザーの行動を可視化するヒートマップ表示機能が同ツールの大きな特徴となっており、ページの精読率、エリア別のクリック率などのデータのほか、「リンクがオンマウスされた回数」「オンマウスからクリックするまでにかかった時間」といった細かい情報も見ることができる。

左:ヒートマップ非表示 / 右:ヒートマップ表示(同社Webサイトより)で、ユーザーが関心を示しているポイントが一目でわかる

また、スマートフォンに対応したクリックテールモバイルβ版では、スワイプ、タップ、ピンチなどの操作により、これまで計測できなかった、訪問ユーザーのWebサイト上での行動が可視化できるようになるという。なお、同機能は今年8月時点ではエンタープライズ版でのみ利用可能。

料金は、録画可能なPV数やドメイン数などによって3プラン用意されており、月額1万円(税別)から利用できる(1年契約で月額7500円から)。また録画可能なPV数が400 / 月までに制限された無料トライアル版も提供されている。