Cooler Masterは6日、5.25インチベイを9つ搭載したゲーマー向けフルタワーPCケース「CM Storm Stryker」を発表した。9月14日より販売を開始し、市場想定価格は21,000円前後。

「CM Storm Stryker」

「CM Storm Stryker」は、同社がゲーマー向けに設計を行う「CM Storm」シリーズの製品。ケース前面に5.25インチベイを9つ搭載する。市販の変換ブラケットを使用することで、3.5インチベイや2.5インチベイに変換できる。本製品には3つの5.25インチベイを4つの3.5/2.5インチベイとして使用できる、HDDベイモジュールが2つ付属する。

また、HDDベイモジュールは設置する向きを横方向に90度回転できる。ケーブルを側面の方向に出して、PCケースの側面に収める裏配線などが可能になる。

対応パーツサイズは、CPUクーラーの高さが186mmまで、グラフィックスカードの長さが322mmまでと高い拡張性を備え、サイズの大きいハイエンドXL-ATXマザーボードやグラフィックスカードに対応する。グラフィックスカードはNVIDIA SLIおよびAMD CrossFireXの4-way構成まで対応可能。

ケースファンとして、ケース前面に120mmファン×2基、背面に120/140mmファン×1基、上面に200mmファンを1基配置する。オプションで底面に120mmファン×2基を増設することも可能。ケースの上面と底面にダストフィルターを装備する。

搭載ベイ数は、5.25インチベイ×9(うち6つは付属のHDDベイモジュールで使用済み)、3.5インチシャドウベイ×8(付属のHDDベイモジュールを使用した場合)、2.5インチシャドウベイ×12(うち8つは付属のHDDベイモジュールを使用する)。また、2.5インチストレージに対応したスロットイン(X-dock)を搭載する。

スロットイン(X-dock)を搭載

上面のインタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、ヘッドホン出力×1、マイク入力×1、背面拡張スロットは10(うち1つは縦配置のスロット)。対応電源はATX。本体サイズはW250×D578.5×H605.6mm、重量は約13.7kg。対応マザーボード規格はXL-ATX、ATX、マイクロATX。