東芝ライテックは9月3日「E-CORE(イー・コア)」シリーズのLED電球「ミニクリプトン形5.6W 光が広がるタイプ」を発表した。電球色の「LDA6L-G-E17/S」と昼白色の「LDA6N-G-E17/S」の2タイプが用意されており、いずれも発売は9月10日。希望小売価格は4,830円となっている。
新製品は、180度の配光角を持つLED電球。口金はE17だ。全光束は、電球色タイプが380lm(ルーメン)で、昼白色タイプが530lmとなっている。
同社では既に、ミニクリプトン電球補完タイプで「LDA4L-G-E17/S」(電球色)「LDA4N-G-E17/S」(昼白色)という、広配光のLED電球をリリースしている。2製品の配光角は210度で、今回発表された製品より広いが、全光束は、電球色タイプが250lmで昼白色タイプが440lmと小さい。
また、LDA4L-G-E17/SとLDA4N-G-E17/Sののサイズは直径34×長さ75mmとなっていたが、根元の部分の太さがあり、器具によっては取り付けが困難なこともあった。新製品は、サイズが直径35×長さ78mmだが、根元の部分を絞り込むことで、より多彩な器具に適合するようになっている。
根元部分を絞り込むと、その分、放熱面積が減少することになる。それに対応したのが今回採用された新形状だ。電源部分が伸ばされているが、カバー部分が台形状になっており、その天面の内側には波紋型のプリズムを配置。「マルチ拡散グローブ」との相乗効果で、広い配光角を実現している。
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波紋型のプリズムと「マルチ拡散グローブ」で広配光を実現 |