プレイ感覚は軽快な無印グラフィックス

ベンチマーク上では差がはっきり現れた「NVIDIA GeForce GTX 660」だが、実際のゲームではどのように見えるのだろう。いくつかのゲームベンチを走らせた結果が下記になるが、結論を先に言えば「どれも快適にプレイできた」ということになる。

今回のベンチマーク結果的に見れば、ハイエンドグラフィックスとはいかないまでも、かなり健闘してくれることには違いないのだ。実際に画面を見ていても、無駄な引っかかりやコマ落ちもそれほど目立たず、恐らく相当ハイスペックを要求するゲームでもない限り、快適に遊べるはずだ。

「ロスト プラネット 2」を「DirectX 11」モードの「テストタイプA」で実施。特にコマ落ちが目立つことのないスムーズな動きで、結果は「RANK A」

「ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク」の「HIGH(1920×1080)」では、5060のスコアをマークした

ゲーミングマシンとしてのバランスの良さが魅力

迫力の筐体と使いやすさが同居する日本エイサー「AG3620-H76F/GL」。このPCが「ファンタシースターオンライン2 推奨認定モデル ※ベンチマーク簡易設定5による動作検証済み」モデルとなっているのを見ても分かるとおり、お気に入りのゲームをじっくり楽しみたいというユーザーには最適な仕様が詰まっている。

また、3DビジョンやNVIDIA Surroundにも対応しているので、3D対応ディスプレイで立体的な映像を視聴したり、最大4画面(ゲームは3画面まで)でエンターテインメントを楽しむことが可能だ。

なお、「AG3620-H76F/GL」の店頭価格は14万円前後となっている。ゲーミングPCとしてはもちろん、バランスの取れたスペックはエンターテインメントPCとしても十分活用できる。静かな環境に設置して1台でなんでもこなしたいという人にオススメのPCといえるだろう。

■レビュー機のスペック
型番 Acer Aspire Predator AG3620 AG3620-H76F/GL
CPU Intel Core i7-3770(3.40GHz)
チップセット Intel B75 Express
メモリ 16GB(DDR3-1333)
HDD 1TB 7,200rpm
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 660(1.5GB)
ネットワーク Gigabit Ethernet
インタフェース USB 3.0ポート×4(うち1ポートは電源オフ時USB充電機能付き)、USB 2.0ポート×6、DVI出力ポート×2、HDMI出力ポート×1、DisplayPort×1、マイク入力ポート×1、ヘッドフォン出力ポート×1、マルチカードリーダ
サイズ/重量 W180.0×D437.0×H418.0mm/約14.4kg
OS Windows 7 Home Premium 64ビット版
付属品 USBキーボード、USBマウス、スピーカー
店頭価格 14万円前後