アップルは25日付けで、「Apple Remote Desktop」関連のクライアント/管理ツールなどの各種ツール/コンポーネントをアップデートした。ソフトウェア・アップデートや同社のWebサイトから入手できる。

Apple Remote Desktop関連

Apple Remote Desktop関連では、クライアントソフト「Apple Remote Desktop 3.6 Client」、管理ツール「Apple Remote Desktop 3.6 Admin」、ダッシュボードウィジェット「Apple Remote Desktop Dashboard Widget v3.6」が公開され、いずれも最新のバージョン3.6となった。Apple Remote Desktop 3.6では、安定性と信頼性の向上のほか、以下のような改善が含まれる。

  • IPv6のサポート。IPv6経由でクライアントを追加できる
  • クライアントのシステム概要レポートでバッテリ/トラックパッド/Thunderbolt/DisplayPort/Thunderbolt接続の項目を追加
  • Retinaディスプレイを搭載したクライアントを監視する際のカーソル表示の改善
  • リモートのSpotlight検索の信頼性改善
  • レポート生成の信頼性改善
  • マルチディスプレイのリモートコンピュータのサポートを改善
  • UNIXコマンドを送るAppleScript正しい値を返すように

Webサイトから入手する場合のファイルサイズは、「Apple Remote Desktop 3.6 Client」は3.69MB、「Apple Remote Desktop 3.6 Admin」が14.73MB、「Apple Remote Desktop Dashboard Widget v3.6」が626KB。

Windows Migration Assistant for Mountain Lion v1.0

Windows Migration Assistant for Mountain Lion v1.0」は、Windows XP/Vista/7からOS X Mountain Lionへの以降をサポートするツール。ファイルサイズは5.14MB。

Workgroup Manger 10.8

Workgroup Manager 10.8」は、Mountain LionとOS X Serverで利用するための、WorkGroup Managerの最新版。ファイルサイズは9.64MB。

Voice Update - Kyoko 2.0.0

「Voice Update - Kyoko 2.0.0」は、日本語読み上げエンジン「Kyoko」の最新バージョン。発音と明確さが改善されるという。このアップデートについては、ソフトウェア・アップデート経由の配布に限られる模様。