仮想PCのセットアップ

XenCenterに戻って、Windows XP SP3をセットアップする。ISOライブラリにWindows XP SP3のインストールISOを追加し、そこからインストールすればよい。

仮想マシンのセットアップ画面

イメージを指定すればインストールが始まる

イメージとして利用できるようにするには、次の条件を満たしている必要がある。インストール時には注意しておきたい。

  • Windows XP SP3の32ビット版であること。
  • ネットワークインタフェースカードはDevice0に設定され、1つのみ用意されていること。
  • ディスクイメージは1つだけであること。
  • XenServer Toolsがインストールされていること。
  • .NETフレームワーク3.5 SP1がインストールされていること。
  • リモートデスクトップの機能が有効になっていること。
  • リモートデスクトップが利用できるようにファイアウォールの設定が変更されていること。

Windows XP SP3 32ビットのインストールが完了したら、条件に合うようにソフトウェアのインストールや設定の変更を実施する。

Windowsファイアウォールの設定

今回の環境では.NETフレームワーク3.5 SP1以上が求められた

リモートデスクトップの設定も有効にしておく必要がある

XenServer ToolsのインストールはXenCenterから指定して実施できる仕組みになっている。

XenServer Toolsのインストールも求められる。こちらはあXenCenterから実行可能

XenServer Toolsのインストールはウィザードベースで進められる

ここまで進んだら、セットアップした仮想PCは起動したまま、VDI-in-a-Boxの管理コンソール(ブラウザ)に戻ってセットアップを継続する。なお、XenCenterがデフォルトで設定する仮想マシン名には括弧が含まれているが、この文字はVDI-in-a-Boxでは利用できないため、括弧を取るなどしておく必要がある。

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