初めて訪れる場所までの行き方など、日々の公共交通機関を使った移動の際に欠かせないのが経路検索サービスだ。BlackBerryスマートフォンで利用できる経路検索サービスに、ジョルダンが提供する「乗換案内NEXT」がある。今回は、BlackBerryスマートフォンで乗換案内NEXTを便利に利用する方法を紹介したい。

乗換案内NEXTは、ブラウザから利用できるWebサービスで、鉄道・飛行機のほか、路線バスや高速バスの時刻表、スポット情報などを調べることができる。BlackBerryやAndroid端末やiPhone、iPadなどのスマートフォン/タブレットから利用可能で、複数端末を同じIDで管理することもできる。

BlackBerryで乗換案内NEXTを活用!!

さっそく使ってみる

それでは、BlackBerryスマートフォンで乗換案内NEXTを使ってみたい。まずはWebブラウザで「http://norikae.mobi/」というURLにアクセスしよう。また、「ドコモブラックベリーサイト」内にある「おすすめコンテンツリスト」に掲載されているリンクからもアクセス可能だ。

ジョルダンが提供する乗換検索サービス「乗換案内NEXT」をBlackBerryからアクセス

次に利用できる機能を紹介しよう。乗換案内NEXTでは、鉄道や飛行機の乗換検索、時刻表検索などの一部機能は、会員登録しなくても利用できる。だが、会員登録したIDでログインすることで、詳細な乗換検索のほか、交通費の精算に便利な「旅費メモ」、遅延などの運行情報をメールで受信できる「運行情報」といったすべての機能を利用できるようになる。乗換案内NEXTを十二分に活用するために会員登録しておくと良いだろう。

会員登録(ログイン)しなくても鉄道・飛行機の乗換検索が可能

無料会員登録すると、すべての機能を15日間試用できる

前述の通り、ログインすると詳細な検索を利用できる。乗換検索を行った経路や駅が履歴に保存され、「Myルート」「Myポイント」からすばやく経路や駅を選択して検索できるようになる。また、よく使う経路や駅を登録することも可能だ。さらに、「のぞみ11号」など、乗りたい列車・便を指定した検索できる「列車名・便名から検索」といった機能や鈍行のみを利用する経路の検索も可能となっている。

ログイン後はバスを使った経路検索が可能になる

経路検索の履歴が「Myルート」に登録され、時刻などを変更してすばやく再検索できる

なお、乗換案内NEXTでは、交通情報に加えて、映画やイベント、天気など、交通以外の情報も入手することも可能。こういった外出時に役立つ機能を搭載している点も特長のひとつだ。

経路検索結果から「旅費メモ」に記録することで、交通費の精算を簡単に行えるほか、記録を印刷することも可能

イベントや映画、天気の情報なども入手可能

利用料金についても触れておきたい。乗換案内NEXTの会員登録は無料で、登録後に全機能を15日間試用できるようになる。試用期間が過ぎたら、「NEXTチケット」を購入して利用可能。NEXTチケットは、月額(210円)のほか、90日間(600円)、180日間(1200円)、365日(2300円)というラインナップが用意されている。決済方法は、クレジットカードやコンビニ払い、spモード決済に対応。BlackBerryで利用する場合はクレジット決済/コンビニ決済のいずれかとなる。

また、法人向けとして、法人決済も利用することも可能で、複数アカウント分のボリュームライセンスをリーズナブルな価格で購入できる。たとえば、5~49人の場合、1人あたりの月額が200円、365日間が1980円となり、50~999人の場合、1人あたりの月額が180円、365日間が1580円となる。初期費用が必要ないのもポイントだ。法人決済では、会社や部署ごとにまとめて請求書払いが可能であり、個人の端末を仕事に持ち込むというBYOD(Bring Your Own Device)を行なっている場合でも容易に導入することができる。

外回りの営業や出張が多い会社や部署などでは、乗換案内NEXTを導入することで、経路検索がスムーズになるのはもちろん、運行情報のすばやい入手により、交通機関の乱れにも迅速に対応することが可能になるだろう。また、飛行機や新幹線のチケットの割引運賃をサポートしているほか、路線バスの乗換検索にも対応しているため、特急料金やタクシー代などを節約して、交通費のコスト削減にもつながる。

QWERTYキーボードによりメールやメッセンジャーでの文字入力に強みを持つBlackBerryスマートフォンは、とりわけビジネスパーソンに根強い人気を誇っている。営業担当者などにBlackBerryスマートフォンを携帯させている会社にとっても、「乗換案内NEXT」の全社的な導入は十分検討してみる価値があるだろう。