東芝は11日、13.3型Ultrabookの新モデル「dynabook R632/28F」と、21:9のシネマサイズディスプレイを搭載した14.4型Ultrabook「dynabook R542/16FS」のUltrabook2機種を発表した。「dynabook R632/28F」は6月15日、「dynabook R542/16FS」は7月下旬から販売を開始。店頭想定価格はいずれも140,000円前後。

「dynabook R632/28F」

シャンパンゴールド

アルティメットシルバー

「dynabook R632/28F」は、従来モデルから引き続き、13.3型ワイドディスプレイ搭載モデルとして、世界最軽量となる約1.12kgを実現したUltrabook。第3世代Intel Coreプロセッサを搭載するほか、自社開発のBIOSとSATA3.0対応SSDの採用により、「東芝高速スタート」での起動時間が従来モデルより約8秒速い、約7秒での起動が可能となったという。

また、従来比で体積が約30%小型化したACアダプターの付属など、よりモビリティを強化している。

主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3317U(1.70GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 4GB(2GB×2)、ストレージが128GB SSD、ディスプレイが13.3型ワイドTFTカラーLED液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。

インタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、WiMAX、USB 3.0×1、USB 2.0×2、D-Sub、HDMI出力、約130万画素Webカメラ、指紋センサーなど。バッテリ駆動時間は約9.0時間。サイズ・重量は、約W316.0×D227.0×H8.3~15.9mm、約1.12kg。

「dynabook R542/16FS」

「dynabook R542/16FS」

「dynabook R542/16FS」は、14.4型で21:9のシネマサイズディスプレイを搭載したUltrabook。6月5日から6月9日まで台湾で行われたCOMPUTEX TAIPEI 2012で、同社のUltrabookのラインナップの1つとして公開されていた。(参照記事)

スピーカーにharman/kardonのステレオスピーカーを採用するなどAV性能を重視したモデルとなっている。21:9サイズの映画をフルスクリーンで楽めるほか、横の表示領域が16:9 液晶より約1.3倍と広く、快適な作業領域を確保できるという。

主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3317U(1.70GHz)、チップセットがMobile Intel HM77 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 4GB(2GB×2)、ストレージが32GB SSD+500GB SATA HDD、ディスプレイが14.4型ワイドTFTカラーClear SuperView LED液晶(1,792×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。

インタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×3、HDMI出力、約130万画素Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約8.0時間。サイズ・重量は、約W368.5×D200.0×H20.8mm、約1.69kg。