起動時間の早さや読込みの速さなど、高速さを追求したいならばSSDを利用する、というのはすでに定番となっている。しかし、SSDを選択するとHDDと比べて、ストレージ容量が少なくなってしまう。また、容量に対する価格がHDDよりも高くなるため、その分コストがかかることに目をつぶらなければならなくなる。

これを解決する方法として一部のマシンでは大容量のHDDと高速処理用のSSDを組み合わせて搭載し、Windows本体や各種アプリケーション等はSSDに保存して高速さの恩恵を得ながら、データは大容量のHDDに保存するという方法を採用している。

従来の場合、作成中のデータはSSDへ、すでに作業が終わったデータはもう保存するばかりのものはHDDへというようにユーザーが意識的に保存場所を変える必要があったが、インテルが提供する「インテル スマート・レスポンス・テクノロジー」によって、SSDとHDDを組み合わせて1つのドライブのように認識し、SSDの高速処理とHDDの大容量を両立させることができる。

Endeavor MR7000Eはこの「インテル スマート・レスポンス・テクノロジー」に対応したストレージ構成をBTOで選択可能だ。試用機では40GBのSSDと1TBのHDDを組み合わせて約1TBの高速HDDとして認識させる設定が適用されていた。

試用機はHDDとSSDを組み合わせた「インテル スマート・レスポンス・テクノロジー」対応のストレージを搭載

実際に使ってみると、HDDだけ搭載したマシンよりも確実に速い。しかし、SSDのみで動作するマシンと比べると若干鈍さも感じる。これが「インテル スマート・レスポンス・テクノロジー」の特徴だ。究極の速度を求めているのでなければ、日常利用に対しては十分な快適さをもたらしてくれるものだけに、ぜひ選択したいオプションだ。

約1TBのHDD1つとして認識される

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