アイ・オー・データ機器は25日、DTCP-IP対応機器間で録画データを共有できるハイビジョンレコーディングハードディスク「RECBOX」シリーズの新モデル「HVL-AVS2.0 」を発表した。5月中旬より出荷される予定で、希望小売価格は32,800円(税別)となっている。

「HVL-AVS2.0 」

新たな特徴として、日立製のテレビや日立マクセル製品で採用されているカセット式のHDD「iVDR-S」が利用可能となっている。他の機器でテレビ番組を録画したiVDR-Sを本製品に挿して観賞したり、逆に本製品で録画したiVDR-Sを他の機器へ挿して観賞したりすることが可能だ。対応するiVDR-Sは「RMS」シリーズと「IVS」シリーズ。なお、本製品にiVDR-Sは付属しない。

そのほか、RECBOXで録画したデータを他のDTCP-IP/DLNA対応機器へネットワーク経由でムーブ・ダビングしたり、他機器へストリーミング配信したりできる点は、従来の「RECBOX」シリーズと同様だ。RECBOX同士であれば、一度ムーブした録画データを再度ムーブすることも可能。RECBOXからのムーブに対応する他社製のレコーダーは、アイ・オー・データ機器のWebサイトに公開されている。

主な仕様は、内蔵HDD容量が2TB、接続インタフェースが有線LAN(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)×1基、USB 2.0×1基、iVDRスロット(SATA仕様)。サイズは約W260×D240×H45.1mm(突起物・ゴム足含む)、重量は約2.2kgとなっている。

PCで使用する場合の対応OSは、Windows XP(32bit版)/Vista(32bit版)/7(32bit版、64bit版)。

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