Mac OS XからもWindowsからも同じように利用できる

当たり前かもしれないが、アップロードしたドキュメントは問題なく閲覧もできるし、そして編集もできる。スクリーンショットを見る限りではこれがブラウザから操作したものとは想像しにくいだろう。しかもこのスクリーンショットはWindowsで撮られたものではない。Mac OS X Snow Leopardを使っており、ブラウザもIEではなくChromeを使っている。

※ 実のところ、Office 365において、ChromeはMac上では正式にサポートされていない。しかし、こうして使っている分には特に問題は無く、十分に使えるレベルだと思われる。

なお、マイクロソフトが公式に公開している各OSごとのサポート状況は以下を参照していただきたい。

○ Office 365 Professional/Small Business
http://onlinehelp.microsoft.com/ja-jp/office365-smallbusinesses/ff652564.aspx

○ Office 365 Enterprise
http://onlinehelp.microsoft.com/ja-jp/office365-enterprises/ff652534.aspx

Wordドキュメントの閲覧画面 / Chrome on Mac OS X Snow Leopard

編集モードに入ると編集できるようになる

Webサービスが便利な点のひとつが、どこからでも、どの端末からでもアクセスできるということ。ためしにWindows 7からアクセスすると次のようになる。WindowsからもMac OS Xからも同じように操作できる。

Windows 7からアクセスした場合

同様に編集も問題なし

実用性やいかに

しばらく使ってみた感じでは、そこそこ大きなサイズあっても、PCに十分なパワーがある場合にはほとんど気にならないほどサクサク利用できる。これが古いPCとなると、若干のもたつきを覚える。初代MacBook Airでは多少のもたつきを覚えた。もっともこれは高度なWebアプリケーションを利用する際に共通の現象で、ライトユースであればそれほど問題になることはないように思う。

これまでビジネスシーンでは、箱物購入が、慣例的にも会計上でも扱いやすい方法だったが、今後はこうした月支払いのソフトウェアの利用も増えていくのではないかと思う。携帯電話に毎月料金を支払うように、利用するアプリケーションに使用料を支払うといった形だ。気に入らなければすぐにやめることもでき、特に個人や中小企業に優しい形態なので、検討してみるとよいだろう。