アイ・オー・データ機器は21日、ビジネス向けNAS製品「LAN DISK XR/XV」シリーズに容量12TBのモデルを追加したと発表した。3月下旬より発売し、価格(税別)は据え置き型の「HDL-XR12T」が250,000円、「HDL-XV12T」が210,000円、ラックマウントモデル「HDL-XR2U12T」が280,000円、3TBの交換用カートリッジ「RHD-3.0」が47,700円。
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「HDL-XR12T」 |
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「HDL-XR12T」は、HDD故障時のデータ損失リスクを低減したビジネス向けNAS製品。4台のSATA HDDをカートリッジ方式で内蔵する。RAID 6(2重分散パリティ)に対応するほか、RAID 0(ストライピング/RAID 5(分散パリティ)/RAID 5+S(分散パリティ+ホットスペア)、RAID 1m+S(トリプルミラーリング+ホットスペア)での運用が可能。出荷時はRAID 6に設定されている。推奨最大同時接続台数は、Windowsが32台、Mac OS Xが8台。
レプリケーション、eSATAミラーリング、履歴差分バックアップなど、バックアップ機能が充実。AES 256bitの暗号化方式を採用した暗号化ボリューム機能を搭載し、万が一の盗難の際にもデータの漏洩を防げる。
主なインタフェースは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応有線LAN×2、USB 2.0×2、eSATA×1。本体サイズは、約W170×D230×H183mm(脚を含む)、重量は約7kg。対応OSはWindows 2000 Professional/XP/Vista/7、Windows 2000 Server/Windows Server 2003 SP1/2003 R2、Windows Server 2008/2008 R2、Mac OS X 10.4～10.7。
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「HDL-Xv12T」 |
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「HDL-XV12T」は、「HDL-XR12T」からレプリケーションや暗号化ボリューム機能などを省略した廉価モデル。RAID機能は同一で、推奨最大同時接続台数は、Windowsが20台、Mac OS Xが8台となっている。独自機能として、DLNAサーバ機能、USB機器を共有して使用できる「net.USB」機能などを搭載する。
主なインタフェースは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応有線LAN×1、USB 2.0×2、eSATA×1。本体サイズは、約W170×D230×H183mm(脚を含む)、重量は約7kg。対応OSはWindows XP/Vista/7、Windows Server 2003 SP1/2003 R2、Windows Server 2008/2008 R2、Mac OS X 10.4～10.7。
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「HDL-XR2U12T」 |
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「HDL-XR2U12T」は、19インチラックマウント対応モデル。3段まで重ねて設置でき、ケーブル抜けを防止するケーブルストッパーを装備する。本体サイズは、約W430×D270×H88mm(脚を含む)、重量は約8.4kg。スペックや機能は「HDL-XR12T」と同等。