日本サムスンは20日、液晶一体型クラウド端末としてシンクライアントモデルとゼロクライアントモデルからなる「サムソンクラウドディスプレイ」5モデルを発売した。価格はオープンで、主に代理店などを通して販売される。

ゼロクライアントモデル

「NS」「TS」シリーズ

「TS」シリーズ背面

「NS」「TS」シリーズ側面

OSを搭載しないゼロクライアントモデルは、プラットホームにPCoIP(画面転送)を採用し、クライアントにVM wareが組み込み済み。

「NS190」は、19型ワイドで解像度1,440×900ドット表示に対応。本体サイズはW443×D227×H416.8mm、重量は4.42kg。

「NS240」は、24型ワイドで解像度1,920×1,200ドット表示に対応。本体サイズはW560×D227×H444.3mm、重量は5.28kg。

シンクライアント

「TC220W」

シンクライアントモデルは画面サイズの違いで3モデルをラインナップ。プラットフォームにWindows embedded Stanndard 7を搭載。VM wareとCitrix HDに対応する。CPUはAMD Ontario(1.0GHz)、メモリは2GB(DDR3)、ストレージは8GB SSD、グラフィックスはRadeon HD6250(「TC220W」はRadeon HD6290)となっている。

19型ワイドの「TS190W」は解像度が1,440×900ドット、本体サイズはW443×D227×H416.8mm、重量は4.42kg。

24型ワイドの「TS240W」は解像度1,920×1,200ドット、本体サイズはW560×D227×H444.3mm、重量は5.28kg。

22型ワイドの「TC220W」は解像度1,680×1,050ドット、本体サイズはW513×D227×H424.1mm、重量は5.5kg。

液晶部分の仕様は、上記の5モデルでほぼ共通。輝度は250cd/平方メートル、コントラスト比は1,000:1、視野角は水平170度/垂直160度、応答速度は5ms。映像入力インタフェースは、DVI(専用)、D-sub。映像出力インタフェースはDVI-I(専用)、D-sub(Dual用)。スタンドは150mmの高さ調節が可能で、スイーベルとピボットにも対応する。「NS」シリーズと「TC220W」はチルト角度が前2度/後25度、「TS」シリーズは前3度/後25度となっている。

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