LOUD Technologiesは、iPadを使用しすべてのコントロールをワイヤレス(Wi-Fiネットワーク)で操作可能な16chデジタルミキサー「DL1608」を発表した。国内での発売時期は、2012年春~夏頃を予定。

「MACKIE DL1608」(左)は、iPadを活用することで、コンパクトとながらも多機能と高品質を同時に実現した最新デジタルライブミキサー。写真右はiPadを搭載した状態

本製品では、16chすべてのマイク入力に同社のOnyxマイクプリアンプを搭載。各入力チャンネルには、4バンドEQ、コンプレッサー、リミッター、ノイズゲートも搭載可能となっている。出力は、ステレオマスターアウトに加えてAUX6系統が装備されており、メインミキサーとしてだけではなく、モニター用ミキサーとしても使用できる。専用のiPadアプリ「MASTER FADER APP」を利用すれば、Wi-Fiを介して、各種ミキサー機能のワイヤレスコントロールやトータルリコールが行えるだけでなく、ミキシングした音源をiPadに直接録音することも可能。なお、YouTubeにて、製品の紹介動画を視聴することができる。