そして、「ぷよぷよチャンピオンシップ」と共に盛り上がったのが、『ぷよぷよ』声優陣によるスペシャルステージだ。

ステージに登場したのは、園崎未恵さん(アルル、クルーク役)、菊池志穂さん(アミティ役)、渕崎ゆり子さん(シグ役)、並木のり子さん(ラフィーナ、リデル、おにおん役)、仲西環さん(ユウちゃん&レイくん、カーバンクル役)、若林直美さん(どんぐりガエル、さかな王子役)、近藤佳奈子さん(ルルー役)、名塚佳織さん(ドラコケンタウロス役)、佐倉薫さん(ウィッチ役)、石狩勇気さん(まぐろ役)という豪華声優陣。

『ぷよぷよ』シリーズの声優を務める10人が登壇。最後に登場したのは、今回唯一の男性声優である石狩勇気さん

ステージに登壇した声優陣に、まずは自分が演じたキャラクターの印象や思いなどを語ってもらった。

園崎さんは「"アルル"は『魔導物語』からのヒロインでして、一番初めにキャスティングしていただいたときは本当に緊張しました。歴代のアルルの印象もあると思いますが、某ゲーム雑誌のオマケとして収録された『魔導物語』のイメージで、『フィーバー』以降のアルルを演じています。その緊張の反動で、"クルーク"は好き勝手にやらせてもらっています(笑)」とコメント。

アルル、クルーク役の園崎さん

菊池さんは「"アミティ"はいつも元気で、収録スタジオで演じるときは、フルマラソンを走ったような気分になるぐらいはじけています。"アミティ"からはいつも元気をもらっています」とコメント。

アミティ役の菊池さん

渕崎さんは「"シグ"はすごく不思議なキャラクターで、未だにとらえきれずにいるような感じです。どこまで力を入れていいのやら、抜いていいのやらで、現場のみなさんと話し合いながら演じています。まだまだ未知数の、素敵なキャラクターです」とコメント。

シグ役の渕崎さん

並木さんは「大人気ゲームの『ぷよぷよ』で3役もやらせてもらえるということで、すごくキャラクターのことを考えながら演じています。元気だと"ラフィーナ"寄りになったり、おとなしいと"リデル"寄りになったりします。そして、おにおんは園崎さんと一緒で、自由に楽しくやらせてもらっています(笑)」とコメント。

ラフィーナ、リデル、おにおん役の並木さん

仲西さんは「"ユウちゃん"はすごく元気なんですが、収録では元気を出しすぎていつもダメ出しをもらっています。その反面、"レイくん"は力を抜いて脱力感で頑張っています。"カーバンクル"については、普段あまりゲームをやらない私でも知っていたので、『え~、私がやっていいの? 無理だよダメだよ』と思いながら、第一声を出したときに、ああ、これは私しかいな~い!と思いました(笑)」と冗談を交えてコメント。

ユウちゃん&レイくん、カーバンクル役の仲西さん

若林さんは「セリフがどっちもカタカナなので、台本を見るだけでは判別がつかないことがあって大変です。"どんぐりガエル"は「ケロ!ケロ!」なので、どこまで収録したんだろうコレ? ってなることがよくあります。両方ともマトモにしゃべらないヘンなコたちなんですけど、どうぞこのキャラクターを使ってやってください(笑)」とコメント。また、若林さんは、行きつけのネイリストにお願いし1時間かけて完成したという、「ぷよ」ネイルを披露してくれた。

どんぐりガエル、さかな王子役の若林さん

近藤さんは「私は『ぷよぷよSUN』から遊び始めまして、そのとき使っていたキャラクターがルルーだったんです。なので、まさかその"ルルー"を私がやっていいのかなという戸惑いもあったんですが、すごく楽しくやらせていただいています」とコメント。

ルルー役の近藤さん

名塚さんは「元気いっぱいで負けん気の強い彼女を毎回演じるたびに、ノドがつぶれる思いなんですが、『いっくよー!』などの憧れていたセリフを、マイクの前で言えることをすごくうれしく思っています。これからも空回りしている元気な"ドラコケンタウロス"をよろしくお願いします」とコメント。

ドラコケンタウロス役の名塚さん

佐倉さんは「"ウィッチ"は私が声優として初めてのお仕事だったので、すごく緊張しました。また、みなさんが持っている"ウィッチ"のイメージを壊さないよう、スタッフさんと相談しながら、楽しく収録をさせていただきました」とコメント。

ウィッチ役の佐倉さん

そして、石狩さんは「最初この"まぐろ"役をいただいた時、"すけとうだら"みたいなものを想像しておりましたが、絵を見せてもらったらちゃんと人間でした(笑)。彼にはいろんな能力があってイケメンだったりするんですけど、自分が興味のあること以外はまったく興味がなく、そんなマイペースなところも愛しいキャラクターと思っています」とコメント。

まぐろ役の石狩さん

次に「"すけとうだら"の似顔絵を描いてみました!」の企画コーナーに突入。これは声優陣に"すけとうだら"を何も見ずに思い出して描いてもらうというもので、まさに「画伯」レベルの素晴らしい作品が誕生していた。

声優陣による、うろ覚え“すけとうだら”

そのほか、キャラクターたちのかけあいが楽しい公開アフレコや、2手に分かれての「チーム対抗! 夢の『ぷよぷよ』対決!」なども行われ、『ぷよぷよ』声優によるスペシャルステージは終了した。ちなみに声優陣の『ぷよぷよ』のレベルは、高いレベルのものではなかったが、非常に和気あいあいと楽しくプレイしており、来場者も笑顔になれるステージであった。

その後、来場者全員で「ぷよぷよのうた!」を大熱唱したり、記念撮影を行ったりした後、本イベントは終了した。

声優陣による公開アフレコ。ゲームでおなじみのキャラクターの声を生で聞くことができ、来場者からの大きな拍手が送られた

「キャッキャ、うふふ」な戦いが繰り広げられた、声優チーム対抗ゲーム大会

「ぷよぷよのうた!」で会場はひとつに

最後はみんなで記念撮影

(C)SEGA

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