前回は「紙とタブレット、マンガ読むならどっちが速く疲れないか美人双子が対決」を取材した結果を報告したが、実はこの対決、動画で逐一撮影されていたのだ。その動画が公開されたので、詳細を報告するゾ。

前回の記事では、手塚治虫作「ブラック・ジャック」の第1巻(秋田書店)と、日本エイサーのAndroid 3.2を搭載した7型タブレット「ICONIA TAB A100」(愛称:マンガロイド)のどちらが速く読めて、疲れないかをレポートした。あくまで「普通に読む」ことを報告したが、動画では様々なシチュエーションでの結果を報告している。対決したのは双子看護師ユニット・MariEriで、紙のマンガを読んだのがMari、マンガロイドで電子マンガを読んだのがEriだ。

"ラウンド1"の普通に腰掛けて読む「ベーシックスタイル」では、50分間でMari(マンガ) は204ページ、Mari(マンガロイド)は239ページ。"ラウンド2"の「歩きながら」の対決では、20分間でMari(マンガ) が71ページなのに対し、Eri(マンガロイド) も71ページと引き分け。

続く"ラウンド3"は、電車の中という設定だ。片手でつり革を持つ場面を想定したなかで、25分間でMari(マンガ) 72ページなのに対し、Eri(マンガロイド) は104ページと1.5倍もの量を読了。やはり、紙のマンガは両手で持つ方が読みやすいため、片手が塞がれた場合はやや不利か。

"ラウンド4"のランチ対決では、弁当を食べながら読み、食後にはソフトクリーム、オヤツにバナナを食べるという盛りだくさんの設定。片手に本を開きながらお箸やソフトクリームと格闘しなくてはならないMari(マンガ) に比べ、テーブルに置いたまま指先だけでページがめくれるEri(マンガロイド) は36分間で115ページ。対するMari(マンガ) は89ページだ。

"ラウンド5"はバランスボール。果たしてバランスボールに乗っかりながらマンガを読むという人がどれだけいるのかは不明だが、美容と健康のためにバランスボールを使用しているという人もいるだろう。20分経過した時点で、Mari(マンガ) が73ページ、Eri(マンガロイド) は82ページという結果になったが、両手が空いているにもかかわらず、Mari(マンガ) はEri(マンガロイド) に水をあけられている。

"ラウンド6"はバスケットボール対決で、ドリブルをしながら片手で読むというもの。これはなかなか難易度が高いが、5分経過でMari(マンガ) は2ページ、Eri(マンガロイド)は5ページ読み進めた。

最終ラウンドはベッドの中での対決。実際、ベッドの中で読む人は多いだろう ! そんなときどちらのほうが早いのか ? 横向きになったり、あお向けで読んだりと、自由なポーズで読んだ結果、35分間でMari(マンガ) が77ページ、Eri(マンガロイド) が102ページ。暗い中でディスプレイが光るマンガロイドが有利なのは当然ではあるが…。

かくして3時間トータルでは、Mari(マンガ) が588ページ、Eri(マンガロイド) が718ページとなり、Eri(マンガロイド) が圧勝したのであった。ちなみに24時間このペースで読み進めていった場合、単行本は5.15キロもの重さぶんの単行本を持ち運ばなければならないが、Eri(マンガロイド) は何冊読んでも410グラムだという。普通、そんなにマンガを持ち運ぶこともないとは思うけどね、ガハハ。

【 MariEri プロフィール 】

1983年9月14日生まれの双子看護師ユニット。茨城県出身で、CDには「納豆粘々EX」などがある。12月10日(土)から全国東宝系超拡大ロードショーの角川映画「源氏物語 -千年の謎- 」に「式神」の役として出演。主婦の友社の雑誌「健康」にて「骨盤美人ダイエット」を連載中。
公式ブログhttp://ameblo.jp/marierimarieri1/

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・日本エイサー
http://www.acer.co.jp/
・「ICONIA TAB A100」特設サイト
http://www.welovetab.jp/a100/