Cypress、μV単位の測定と20bit ADCが特長のPSoCアナログ開発キットを発表

Cypress Semiconductorは、同社のプログラマブル・システム・オン・チップ「PSoC 3」および「PSoC 5」の両アーキテクチャ向けアナログ開発キット「CY8CKIT-025」を発表した。

同キットはPSoCのユニークな8～20ビットのΔΣA/Dコンバータ(ADC)を特長としており、同ADCは、±0.1%の内部電圧リファレンス、最大384kspsのサンプリングレート、および最大18ビットの有効ビット数(ENOB)性能を備えている。

また、0.003%の精度により可能となった、μV単位での測定能力も可能なほか、同ADCに対して、差動入力およびシングルエンド入力のいずれにも構成可能で、さまざまな出力タイプのセンサとのインタフェースを実現することが可能となっている。

なお、同キットには、熱電対、ダイオード、サーミスタ、および抵抗温度検出器(RTD)などの4つの異なる種類のアナログ温度センサが含まれているほか、PSoCプロトタイプ/開発拡張ボード「CY8CKIT-012」も含まれている。