必要機能にらくらくアクセスできる「ランチャー・ゾーン」

搭載されているOSは、Android 2.3.4。ホームには「ランチャー・ゾーン」という独自アプリが置かれている。標準では中央にブラウザを起動する地球型ボタンを配置し、周囲に「見る」、「聞く」、「メール」、「リーディング」という4機能が並べられている。「見る」ではギャラリーが、「聞く」では音楽再生アプリが、「メール」ではGmailアプリが、「リーディング」ではAmazon Kindolアプリが起動する。

パネル右にあるスライドバーのようなボタンをタップするとAndroid標準の設定画面が表示される。左側の歯車ボタンをタップすると、ランチャー・ゾーンそのものの設定が開く。ここではランチャー・ゾーンの色や透明度といった見た目の他、4つのゾーンに何のアプリを割り振るかも設定可能だ。標準で設定されている以外のアプリを指定した場合、パネルにはアプリの標準アイコンが表示される。

要するに、ブラウザと4つの機能、設定画面へのショートカットを大きく表示しておくことができるアプリだ。もちろん、ほかのAndroid端末と同じように画面上にアイコンやウィジェットを配置することはできるが、起動してすぐに見えるところに頻繁に利用する機能が置かれていることで、タブレットに不慣れな人でもスムーズに利用することができそうだ。

標準のホーム画面には「ランチャー・ゾーン」が置かれている

ランチャーの各ボタンに何機能を割り振るかはユーザーが設定できる

ランチャー表示の色や透明度も指定可能だ