有料アプリも含んだプリインストールアプリ群

標準でインストールされているアプリは、電子ブックの購読ができる「Amazon Kindle」、複数サービスが同時利用できるメッセンジャー「eBuddy」、定番のファイラー「ESファイルエクスプローラー」、文字入力の「Go KeyBord for Lenovo」、Officeドキュメントの閲覧や作成ができる「Docments To Go」などがある。

この中で特に「Docments To Go」は、有料版にしか搭載されていないドキュメントの新規作成機能なども持っているバージョンだから、大きな画面でドキュメントの閲覧や作成をしたいというユーザーにとっては便利なものだろう。

文字入力のアプリは標準の「Androidキーボード」、日本語入力の「Japanese IME」、中国語入力の「谷歌併音輸入法」に加えて、無料の多言語IMEである「Go Keyboard」のOEM版が用意されている。実際に使ってみて、扱いやすいと感じたのは「Go Keyboard for Lenovo」だ。縦位置で使っていてもキーが比較的大きめに表示され、タッチしやすい。また、多言語対応だが利用する言語をチェックで選択できるため、日本語と英語にだけチェックを入れておけばワンタッチで切り替えながら混在入力ができる。もちろん、日本語入力を重視するならば別途IMEを導入してもよいだろう。

また、ユーザーマニュアルが内部にインストールされているのも心強い。Android端末の中にはマニュアル的なものが全くない端末も存在するが、やはりちょっとしたことにとまどった時、マニュアルが欲しくなる。アプリとしてインストールされているから、オフライン環境でもすぐに閲覧できるのはありがたいことだ。

ブックリーダー「kindle」

マルチメッセンジャー「eBuddy」

有料版と同じ機能を持つOfficeアプリ「Docments To Go」

キーボードは4種用意されている

「Go Keyboard for Lenovo」のキーパッド

内蔵のユーザーマニュアル