カシオ計算機は15日、GPS搭載デジタルカメラ「EX-H20G」用に、昭文社「山と高原地図」のデータを収録したSDメモリーカード「山あるきデータシリーズ」(「奥多摩」「八ヶ岳」「槍ヶ岳・穂高岳」「白馬岳」「尾瀬」の5タイトル)を、9月29日より順次発売すると発表した。価格はそれぞれ4,200円。10月中旬よりコンテンツのみのダウンロード販売も行われ、こちらの価格は2,480円の予定。

「山あるきデータシリーズ 奥多摩」(写真左)を挿入したときのEX-H20Gの液晶画面(写真右)

コンパクトデジタルカメラ「EXILIM」シリーズの「EX-H20G」は、デジタルカメラ本体にGPSと地図を内蔵した製品。現在位置や地図をEX-H20Gの液晶モニタで確認でき、旅に最適なデジタルカメラとして人気が高い。

今回の「山あるきデータシリーズ」は、2011年7月に発売された「追加地図コンテンツ 高尾・陣馬」に続く追加コンテンツ。昭文社の「山と高原地図」をデータ化した「MAPPLE山あるきデータベース」より、人気の登山スポット、「奥多摩」「八ヶ岳」「槍ヶ岳・穂高岳」「白馬岳」「尾瀬」を選出。EX-H20G用の追加コンテンツとして、それぞれ4GBのSDHCメモリーカードに収録して販売される。「奥多摩」と「八ヶ岳」は9月29日の発売、「槍ヶ岳・穂高岳」と「白馬岳」および「尾瀬」は10月上旬の発売。

「山あるきデータシリーズ」のSDメモリーカードをEX-H20Gに差し込むことで、等高線入り地図(約2万5000分の1)に登山コースを表示。山小屋や駐車場などの位置情報、お花畑や水場、展望箇所といった見どころ情報も表示される。

カシオ計算機の公式オンラインショップ「eカシオ」での販売に加えて、コンテンツのみダウンロード販売も行われる。ダウンロードしたコンテンツは、ユーザーが用意したSDメモリーカードにコピーしてEX-H20Gに挿入し、さらにEX-H20Gの内蔵メモリにコピーして利用する。