グランプリに選ばれたのは、移動のナビゲーションや体調管理などを行うことができる杖型のデバイス「The Aid」。作者はリトアニアから参加のアグレ・ウーギンタイテ氏。外出が困難なユーザーが積極的に社会と関われる点が「より多くの人に快適さを与えるデザイン」という今回のアワードの目的と合致しており、審査員から高い評価を得た。ICT機器がユーザーの暮らしの中でどのように役立つかが考慮された作品で、社会インフラと融合したサービスが展開されている。
コメントを求められたアグレ氏は、「デザインの良いところは、現在のテクノロジーとこれまで人間が培ってきた様々な知識や知恵を融合させて、人生をより豊かに楽しむためのツールや可能性として形にできることだと考えています。本日はこのような賞をいただき、大変嬉しく思っています。ありがとうございました」と嬉しそうな表情で答えた。