CSRは、PC向けBluetoothモジュールとしてノートパソコン、ネットブック、タブレット向けのBluetooth モジュールリファレンスデザインに完全準拠した「Bluetooth Module BlueSlim2」を発表した。すでにサンプル出荷を開始しており、2011年第1四半期に量産予定となっている。

同モジュールは、Bluetooth v3.0 + High SpeedおよびBluetooth v4.0基準に完全な互換性を有しており、PC製品向けに高速データ転送およびBluetooth low energy(LE)を提供する。検証、認証済の製品であり、メーカによりすぐに製品への組み込みが可能であり、デバイスは、CSR Harmony、Motorola、東芝などの主要のPC Bluetoothスタック、CSR Synergyスタックとの検証済みの相互接続性を提供しており、200カ国以上の認証要件を満たすよう設計されているため、OEM企業は、認可手数料を支払う必要がなく、長期にわたる認証プロセスを省略化できるというメリットを受けることが可能となる。

また、ほとんどのPCプラットフォームに対し主要の標準インタフェースであるUSBに対応しているため、さまざまなPCデバイスとの容易な接続が可能であり、設置面積は6.5mm×30mm×1.95mmとなっている。

なお、+10dBmのTx出力、-93dBm Rx感度で、外部パワーアンプやTx/Rxスイッチを必要することなくクラス1、クラス2、クラス3をサポートしている。