米Texas Instruments(TI)は、nSDK(Network audio Software Development Kit)の提供を開始した。

同SDKは同社のオーディオプロセッサ「DA8x Aureusプラットフォーム」に対応したもので、同社によればこれを用いることで9カ月分の開発期間の節約になるとしている。また、DA8x AureusプラットフォームをARMベースの同社のSoCと組み合わせることで、高性能なインターネットラジオやストリーミングオーディオ、nAVRs(Network Audio Video Receivers)などの機器を容易に構築できるようになるとしている。

DA8x nSDKには主要なオンラインミュージックサービスやローカルネットワークのストリーミングオーディオサービスなどがすでに統合された形でパッケージングされているほか、主要なデバイスおよびOSに対応した検証済ドライバも含まれており、開発期間短縮が可能となっている。またnSDKをベースに、独自のアプリケーションやインタフェースを構築することも可能と同社では説明している。

なお、同SDKは同社Webサイトより無償で入手可能である。