アップルは12月22日、Wi-Fiネットワーク経由でiTunesやApple TVをコントロールするiOSアプリ「Remote」のバージョン2.1をリリースした。対応デバイスはiPhone、iPod touch、iPadで、iOS 3.1.2以降が必要。

Remote 2.1はAirPlayビデオをサポートしており、RemoteからパソコンのiTunesを操作してApple TVにビデオをストリーミングできる。これまでRemoteからAirPlayの出力先を切り替えられるのはオーディオ(スピーカー)のみだった。RemoteがAirPlayを完全にサポートしたことで、ホームシェアリングしていないiTunesライブラリ内のビデオコンテンツも家中で便利に楽しめるようになった。

Remoteを使ってiTunes内のビデオを再生、AirPlayボタンをタップすると出力先を切り替えられる

ほかにも、パソコンのiTunesで管理しているiTunes Storeからレンタルした映画/TV番組の再生コントロール、インターネットラジオのコントロールなどが追加された。またiTunesライブラリやApple TVとの接続に関する問題を解決、安定性とパフォーマンスが向上している。