44種類もの役割カードが用意された人狼ゲームの究極版。プレイ人数は5人から68人まで

アークライトは、伝統的なパーティーゲーム「人狼」を最大68人までプレイ可能にした『究極の人狼 完全日本語版』を発売した。価格は3,150円。

「人狼」とはプレイヤーが与えられた役割を演じ、その中に潜む人狼を探し出すことが目的のパーティーゲームだ。基本的なルールを説明すると、プレイヤーは村人側と人狼側に別れて対決する。しかし、誰が人狼であるかは村人には知らされない。ゲームは昼と夜のターンに分けて進められ、夜のターンでは人狼となったプレイヤーは、秘密裏に村人の一人を殺すことができる。昼のターンでは人狼を含む残ったプレイヤーで議論し、投票によって決まった人狼容疑者の処刑が行われる。これを繰り返していき、すべての人狼を処刑すれば村人側の勝利。人狼と同じ数まで村人を減らすことができれば人狼側の勝利となる。

生き残りを賭けて、互いの腹を探り合い、騙し合い、推理する。こうした心理戦を楽しめるのがゲームの醍醐味だ。なお、オンラインでもチャットを利用して活発に行われている。村人と人狼以外の特殊な能力を持つ多彩な役割を用意している場も数多く、それに伴うローカルルールも多数生み出されている。

『究極の人狼』はそうしたバリエーションが多い人狼ゲームすべてを網羅するごとく、44種類77枚もの役割カードを用意した製品名どおりの究極版だ。なんと最大で68人までプレイできるというから驚くだろう。また、プレイヤーの人数に合わせて設計された18種類のシナリオも用意。初心者のために親切なガイドも付属しており、司会進行のやり方や、オリジナルシナリオの作り方なども収録されている。

収録カードの一部。バンパイヤやゾンビなどの人狼以外のモンスターも用意されている