本体の充電はUSB端子から行う。毎回ゴムのカバーを開けてUSBケーブルを接続して充電する形になるが、正直面倒だ。キャリアやメーカーに聞くと、日本では端子がむき出しなのは嫌われるそうだが、毎回カバーを開くのはちょっと手間だと思う。なお、通常のau携帯電話の充電器をUSBに変換するコネクタが付属するほか、PCにUSB接続しての充電も可能だ。

IS03を操作しているところ。ホーム画面をフリックで切り替え、メインメニューからアプリ一覧を表示し、さらに通知領域を引き出す操作。少し引っかかるような印象はあるが、発売時にどれだけチューニングされているかがポイントになりそうだ

今回試用していて、もっとも気になったのは電池の持ちだ。IS03のバッテリ容量は1020mAhで、ボディサイズに比べるとずいぶん少ない。実際、レビューのためにかなり使い込んでいるとはいえ、とても一日持つレベルではない。朝の通勤、昼休み、帰宅という1日3回の利用というだけでも、恐らく帰宅の途中でバッテリ不足になるのではないだろうか。

今回、実時間は計測していないが、それにしても不安を感じるレベルではある。KDDIでは、発売を前に事前購入宣言として、事前に登録して購入したユーザーに対して電池パックを1つプレゼントするキャンペーンを実施しているが、発売時に購入を考えているユーザーは、是非ともこれをゲットしておくべきだろう。

IS03は一般的なmicroUSBケーブルでPCに接続してUSB充電できる。自宅やオフォスなど「要所要所での充電」を心がけた方が良さそうだ。

今回はIS03の外観と液晶周りについてチェックした。次回は、UI周りや日本語入力を評価する。

※追記(2010年11月22日)

なお、筆者が試してみたところ、外部充電の「eneloop mobile booster」の500mA出力が可能な「KBC-L2AS」に市販のUSBケーブルを接続したところ、IS03への充電ができなかった。KDDIに問い合わせたところ、「データ通信が可能なケーブル」でないと充電はできないそうで、もしくは「USB-18芯変換ケーブルとIS03に付属の18芯-microUSBケーブル」を使うことで500mA出力のKBC-L2ASでも充電できるとのことだった。