NTTドコモは8日、2010~2011冬春モデルを発表した。同社は今回、4機種のスマートフォンを発表。LTEサービス「Xi(クロッシィ)」対応のデータ通信端末やカメラ機能に注力したモデルなど合計28製品を投入する。

今回、ドコモ スマートフォン新製品として、タッチ操作に対応した3Dディスプレイ搭載端末「LYNX 3D SH-03C」、東芝の液晶テレビ「REGZA」の技術を採用した「REGZA Phone T-01C」、QWERTキーを搭載したエントリーユーザー向け「Optimus chat L-04C」を発表。このほか、BlackBerryスマートフォンの新製品「Curve 9300」も用意し、合計4つの新製品を投入する。

LYNX 3D SH-03C

LTE対応USB型データ通信端末「L-02C」

STYLE/PRIME/SMART/PROの4つシリーズでは、カメラ機能に注力した「L-03C」AQUOS SHOT「SH-05C」、LUMIX Phone「P-03C」やプロジェクターが一体となった「SH-06C」、有名ブランドとコラボレーションした「F-04C」「SH-04C」「N-01C」「F-02C」「N-03C」などを提供。このほか、国産間伐材(ヒノキ)を使用した「TOUCH WOOD」、5.5インチタッチパネルを備えたブックリーダー「SH-07C」、FOMAネットワークで利用可能なモバイルWi-Fiルータ「HW-01C」なども用意した。

サービス面では、「iコンシェル」の内容を拡充。気になった事柄や予定をケータイにメモすることで、メモをした内容の関連情報の追記や予定を通知する機能が追加された。また、現在同社が提供している電子書籍サービスのトライアルサービスを年内で終了し、年明けから商用サービスとして新たに提供を開始することも明らかにした。