外観で目を引くのは、上面に大型のモードダイヤルを備えること。選べる撮影モードは、オートやプログラムAE、シャッター優先AE、絞り優先AE、ポートレート、風景など計13種類。中でも本機の特徴といえるのは、D3000から継承した「ガイドモード」だ。

ガイドモードを選ぶと、シーンに応じた撮影の手順やテクニックが、テキストとイラストによって液晶モニターに表示される。その指示に沿って、操作を進めるだけで誰でも簡単にスムーズに撮影ができるようになっている。

もう1つの大きな特徴は、撮影後に画像を加工する「編集機能」が豊富なこと。トリミングやアスペクト比の変換のほか、色補正、モノトーン化、画像合成、傾き補正、ゆがみ補正、魚眼効果などを適用でき、元画像とは別に新規のJPEGデータとして保存できる。またカメラ内RAW現像も可能だ。

ガイドモードを選ぶと表示されるトップ画面。自分の目的に応じた項目を選択し、表示される指示に沿って操作を行う

テキストだけでなく、イラストや写真を使用して、設定方法や撮り方を丁寧に解説してくれる

背面の「ヘルプボタン」を押すと、その時に選択中の機能の意味をテキストで説明してくれる

ライブビュー撮影でのフォーカスモードに「常時AFサーボ(AF-F)」を新搭載。被写体に常にピントを合わせ続けられる

そのほかには、ワンタッチで解説文を表示する「ヘルプ機能」や、黒つぶれや白とびを抑える「アクティブD-ライティング」、発色傾向をカスタマイズする「ピクチャーコントロール」、効果付きのスライドショー再生などの機能を備える。……つづきを読む

ファインダー撮影でのフォーカスモードは、これまでと同じく「自動切り換え/シングルAF/コンティニュアスAF/マニュアル」を選べる

画像編集メニューでは、赤目補正やセピア化、ソフト化、色調整、明るさ調整などが行える

RAW画像の合成やカメラ内RAW現像にも対応する

画像編集の「モノトーン(セピア)」を適用

画像編集の「塗り絵」を適用

画像編集の「フィルター効果(ソフト)」を適用