「Evernoteウェブクリッパー」

人気のWebサービスの一つである「Evernote」。WebブラウザやPC版のクライアントソフトだけでなく、スマートフォンのアプリでも使え、デバイスを超えてメモなどのデータを同期できるのが特長だ。今回紹介する「Evernoteウェブクリッパー」は、Google Chromeでのブラウジング中に見つけたWebサイトを、Evernoteに簡単にクリップできる拡張機能である。ページ全体の保存やURLのみ、Webページの一部分の保存が可能。また、保存したメモを検索などで素早く探して、閲覧・編集できるのも魅力だ。

注意:本稿では、Google Chromeエクステンションのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。

「Evernoteウェブクリッパー」をインストール

それでは、「Evernoteウェブクリッパー」をインストールしよう。Google ChromeエクステンションのWebサイトで、画面中央にある[インストール]ボタンをクリックする(図1)。確認のダイアログが表示されるので、[インストール]ボタンをクリックしよう(図2)。インストールが行われ、アドレスバーの右側に拡張機能のアイコンが表示され、また新しいタブにEvernoteのWebページが表示される(図3)。インストールはこれで完了だ。

図1 Google ChromeエクステンションのWebページで[インストール]ボタンをクリック

図2 確認のダイアログで[インストール]ボタンをクリック

図3 アドレスバーの右側にアイコンが表示され、EvernoteのWebサイトが開く

WebページをEvernoteに保存

さっそく「Evernoteウェブクリッパー」を使ってみよう。まず、画面右上の「Evernoteウェブクリッパー」のアイコンをクリックする(図4)。すると、アイコンからウィンドウが表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力して[サインイン]ボタンをクリックしよう(図5)。なお、Evernoteのアカウントを持っていない場合は、「アカウントを作成」からユーザー登録が可能だ。

図4 「Evernoteウェブクリッパー」のアイコンをクリックしよう

図5 ユーザー名とパスワードを入力して[サインイン]をクリック

サインインを行ったら、Evernoteに保存したいWebページを開いた際に、「Evernoteウェブクリッパー」アイコンをクリックしよう。すると、ウィンドウが再び表示される(図6)。タグやコメントなどを付け加え、保存先のノートを選択したら、左下の[保存]ボタンをクリックする(図7)。

図6 保存したいページでアイコンをクリックすると、このようなウィンドウが表示される

図7 タグやメモなどを入力したら、[保存]ボタンをクリックして保存

これで、WebページのURLがEvernoteに保存され、各クライアントアプリやEvernoteのWebサイトから保存したページにアクセスできる(図8)。

図8 EvernoteのPCクライアント版。WebページのURLが保存されているのがわかる

また、更新などが行われるWebサイトで、ページの内容全体を保存したい場合には、「ページ全体をクリップ」にチェックを入れて、[保存]ボタンをクリックしよう(図9)。すると、URLに加えて、テキストや画像を含んだページ全体が保存される(図10)。

図9 「ページ全体をクリップ」にチェックを入れて、[保存]ボタンをクリック

図10 画像やテキストなどWebページの全体が保存されている