【クリエイター100選】第59回　小杉幸一(アートディレクター)

雑誌『+DESIGNING』、雑誌『Web Designing』、『マイコミジャーナル』の3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第59回は、パルコや読売巨人軍の広告など、幅広い分野で活躍するアートディレクター・小杉幸一が登場。

小杉幸一プロフィール

武蔵野美術大学卒。博報堂アートディレクター。JAGDA会員、東京TDC会員。主な仕事PARCOグランバザール「パルコ、アラ?!」、読売巨人軍「GIRLS’ GIANTS」、J.LEAGUE「男を競え」、KDDI「au鉄道王決定戦」、「jealkb」、PIEBOOKS「ニホンゴロゴ」「Q;indivi+」自主出版「トレインイロ(朝日出版社)」PCM竹尾「SchoolDesk Rakugaki_cho」などがある。JAGDA新人賞、カンヌ国際広告祭＜DESIGN部門＞GOLD、インタラクティブデザインアワードなど受賞多数。

Q&A

――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?

小杉幸一(以下、小杉)「デザインではないのですが、ダリやマグリットなどのメッセージ性の強く表現されているビジュアルに惹かれました」

――これまでで一番思い入れのある仕事は?その理由や思い出を教えてください。

小杉「『トレインイロ』。日本中の電車の色を1車両ずつ、グラフィカルに構築し直した『色鉄』ビジュアルブック。コピーライターを組み、2年かかって出版。初めて自分でコンテンツ開発ができたもの。デザインとは普段、受け身の仕事でありながら、時には自分から世の中に向かって打って出る攻めのデザインができたと感じた仕事です」

――この仕事を辞めようと思ったことはありますか?また、そのきっかけは何ですか?

小杉「ないです。(強いて言えば40度の原因不明の熱が一週間出たとき。幻覚の中でもレイアウトしてました笑)」

――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?

小杉「プロダクトデザイン / コンテンツ開発 / アウトドアが好きなので、それにまつわる仕事なら何でもやります!! / etc...」

――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。

小杉「自転車(BASSO)/ MY CUP / i-phone」

――尊敬している人を教えてください。

小杉「自分が一瞬でも『すごい。。』と感じた人全員」

――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。

小杉「特に決まってないです。通勤途中だったり、話している時だったり、寝る前だったり、、、常に思考を0にしないで、アイドリング状態をキープしています」

――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?

小杉「土日のどっちかは必ず会社にはいかないようにしています。でもついつい行っちゃいます、、、」

――理想的なオフの過ごし方は?

小杉「のんびりハードキャンプ?!」

――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。

小杉「自転車、アウトドア、スノボー、トマト栽培(凛凛子)、監督の牧鉄馬さんから教えていただいたバランス下駄と、今年こそは!と思っているサーフィン!」

――お酒を飲みますか?週何日、どのくらいの量を飲みますか?

小杉「週3～4日。たぶんかなり飲みますね、大好きです。その場の空気とか人とか味とか全部_笑」

――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?

小杉「同世代の何人かとちょくちょくいきますが、みんな活躍してますので、焦ります。。」

作品紹介