ナナオは、セキュリティ市場などに向け、ビデオ入力とPC入力に対応した19型カラー液晶ディスプレイ「DuraVision FDS1901」(以下、FDS1901)を発表した。9月29日より発売される。価格はオープンで、同社直販Webサイト「EIZOダイレクト」の販売価格は74,800円。

「DuraVision FDS1901」

FDS1901は、インタフェースとしてD-Subに加え、セキュリティ市場などで広く用いられているコンポジット(BNC)端子を搭載。セキュリティカメラなどを接続して、ビデオ入力信号の表示が行える。水平解像度は350本以上あり、防犯設備協会規格SES E 3004に適合する。明るさは「Mode」機能で、明るめの画面(Light)、暗めの画面(Dark)、低階調部のコントラストを強める画面(Dynamic)に切り替えて利用できる。カラー映像方式はNTSCに加え、PAL、SECAMにも対応。電源もワールドワイド対応を行っている。また、0.3W+0.3Wのステレオスピーカーを内蔵するほか、リモコンが付属する。

本体カラーはブラックとセレーングレイの2色。製品の形状は、スタンド付きの標準モデルに加え、スタンドなしのフリーマウントモデルがラインナップされ、オプションで壁掛け用のアームや、セキュリティルームやサーバルームのラック取り付けに対応する専用金具が用意されている。

推奨最大解像度は1,280×1,024ドット、最大輝度は400cd/平方メートル、コントラスト比は1,000:1。外形寸法はW405×H406.5~506.5×D205mm(標準モデル)、重量は約7.2kg(標準モデル)。