ソフトバンクモバイルは8月18日、東京・渋谷のUstreamスタジオ渋谷で「S-1バトル」ラウンド2の表彰式を行った。

S-1バトルは、ソフトバンクモバイルが主催するお笑い芸人たちの映像作品コンテストで、ソフトバンクモバイルユーザーにより審査が行なわれる。今回、ラウンド2で殿堂入りに選出され、賞金1000万円とグランドチャンピオン大会への出場権を獲得したのは、「トータルテンボス」の二人。殿堂入りした作品のタイトルは「藤田のおもしろい顔の動き」である。

S-1バトルで殿堂入りを果たした「トータルテンボス」の藤田憲右、大村朋宏(左から)

昨年度までのS-1バトルでは、毎月月間チャンピオンを選出し、月間チャンピオンによる決勝大会が開かれていた。だが、本年度からは、週2回配信で毎回新たなチャレンジャーが現れるなかで、5回連続1位に輝けば殿堂入りし、決勝大会に出場できるという新ルールに変更された。本年度の殿堂入りはトータルテンボスが2組目であり、第1ラウンドの殿堂入りは「Wコロン」。

表彰式では、殿堂入りし賞金1000万円を獲得したことについて、二人は「ハンパねぇ」(藤田)、「やんごとねぇ」(大村)と感想を述べた。前年度大会では2度の月間チャンピオンに輝くなど、S-1バトルの常連とも言えるトータルテンボス。これまでは、大村が藤田にイタズラを仕掛ける作品が多かったが、今回はアプローチを変えてスーパースローモーションカメラを使用したとのこと。

殿堂入り作品「藤田のおもしろい顔の動き」

実際に殿堂入り作品の上映も行なわれた。作品には、頭頂部にバスケットボールを落とされた際や、相方の大村からビンタされたときの、藤田の顔の動きをスーパースローモーションカメラで捉えた映像などが収録されている。また、トータルテンボスの大ファンというプロレスラーの天山広吉も友情出演している。

賞金1000万円の使い道について聞かれると、高校野球好きで自身も元高校球児だったという藤田は、母校の野球部に何らかの寄付を行いたいと述べた。また大村は、現在中国に在住しているという藤田の父に、「二人で会いに行きたい」とした。グランドチャンピオン大会への意気込みを聞かれた二人は、Wコロンとの一騎打ちにはならないためにも、他の芸人にもっと殿堂入りしてほしいと述べた。

なお、殿堂入りした映像作品は、S-1バトルの特設サイトで視聴することが可能だ。