Actelは、同社FPGA「IGLOOシリーズ」や「ProASIC 3シリーズ(RT ProASIC3など)」、「SmartFusion」および「Fusionファミリ」などをサポートするハードウェア・プログラマとして「FlashPro4」を発表した。

同製品は、組み込みARM Cortex-M3/Cortex-M1、8051sおよび今後の組み込みプロセッサ設計を対象に、現行のすべてのフラッシュFPGAや組み込みソフトウェアの設計およびデバッグを行うハードウェア設計用プログラミングを提供しているほか、Synopsys IdentifyやActel onchip debug、SoftConsole統合設計環境(IDE)向けに、ハードウェアおよびソフトウェア・デバッグ用の共通のインタフェースを提供している。

また、USB 2.0による通信を提供し、480Mbpsの帯域幅を完全に利用できるものとなっているほか、IGLOO nano 1.2 Vコア向けには、1.2Vプログラミングがサポートされている。

なお、同キットには、USBケーブル、10ピンJTAGコネクタ付きのリボン・ケーブル、およびクイックスタート・カードが含まれており、FlashProソフトウェアは、スタンドアロンで、または全バージョンの同社のIDE「Libero」の一部として、無償で利用することが可能となっている。