グラフィックス能力抜群、カスタマイズで自由自在

ベンチマーク結果は以下表の通り。非常に高性能な結果となった。特にグラフィックスの性能は非常に良い。ヘビーなゲームユーザーでも満足できそうだ。

もちろんこの結果は、試用機に搭載されたパーツによるものであり、BTOカスタマイズによっては大きく異なるものとなる。試用機での結果は販売モデルの性能を測るにはあくまでも参考値として見て欲しい。

■Windowsエクスペリエンス インデックス
プロセッサ 7.1
メモリ 5.9
グラフィックス 7.0
ゲーム用グラフィックス 7.0
プライマリハードディスク 5.9
■PCMark05
PCMark N/A
CPU 9779
Memory 7872
Graphic 12793
HDD N/A
■3DMark06
3DMark 10899
SM2.0 Score 3979
HDR/SM3.0 Score 4980
CPU Score 3785
■CrystarlMark 2004R3
Mark 180439
ALU 44399
FPU 44798
MEM 29517
HDD 12805
GDI 15587
D2D 3782
OGL 29551

手軽に使えるハイスペック水冷機

ハイスペックマシンを使いたいユーザーにとって一番の悩みは冷却だろう。空冷でも冷やす方法はいろいろあるが、高回転ファンなどを利用すると音の問題も出てくる。静音性の高いケースは高く、内部パーツに回したい予算がケースや静音、冷却に持って行かれてしまうというのも悩みどころだ。しかし従来の技術で水冷マシンを構築すると、メンテナンスの手間がかかり、失敗するリスクもある。

これらを上手く解決しながらマシンを構築し、サポートもしてくれるサイコムのカスタマイズPCサービスが組み合わさることで誕生したのが「Aqua-Master H55」だ。BTOのカスタマイズオプションも、価格を抑えつつ水冷機を手に入れるということを目的にすることも、ハイスペックを追求することも可能なメニューとなっている。PCの熱さ、うるささに悩んでいる人にはぜひ検討して欲しい一台である。

背面のインターフェース。映像出力端子はBTO次第で変わってくる

採用されている電源は「Antec EarthWatts EA-500D-GREEN」

内部で利用したパーツの外箱やマニュアル、ケース付属部品などはすべて同梱される

■試用機の仕様
型番 Aqua-Master H55
CPU Intel Core i5-670(3.47HGz)
チップセット Intel H55 Express
メモリ 4GB
HDD 250GB
グラフィックス ATI Radeon HD 5670
ネットワーク 1000BASE-T×1
インタフェース USB 2.0ポート×6、USB 3.0ポート×2、eSATAポート×2、IEEE1394ポート×1、HDMIポート×2、光出力ポート×1、PS/2ポート×1、カードリーダ×5、DVI-Dポート×2、ディスプレイポート×2、外部ディスプレイ接続
サイズ W283×D515×H510mm
OS Windows 7 Home Premium
付属品 電源コード、マニュアル、使用パーツ外箱等
価格 BTO構成による(参考: 最小構成で73,800円~)