レッド・エンタテインメントは、7月1日(木)にプレイステーション 2専用ソフト『スカーレッドライダーゼクス』を発売。本作は、シリーズ構成に佐藤大、キャラクターデザインにpako、ディレクターに岩崎大介、サウンドプロデューサーに志倉千代丸という豪華な布陣で制作された、女性向け恋愛アドベンチャーとなっている。

『スカーレッドライダーゼクス』限定版ジャケットイラスト

同通常版イラスト

『スカーレッドライダーゼクス』は、戦隊モノと恋愛アドベンチャーが融合した究極の愛と死の物語。主人公は指揮官としてライダーに選ばれた6人の少年達を率い、人類の存亡をかけた戦いへと身を投じていく。ゲーム中は、少年達との日常を描く「アドベンチャーモード」と敵襲時の「コマンダーモード」が用意されており、その後の「次回予告」の挿入など、さながらシステムは同社の『サクラ大戦』を彷彿させる流れとなっている。

<ストーリー>
神無き人の世界は、紅(あか)の世界よりの侵略者、謎の異世界生命体ナイトフライオノートと紅の結界(スカーレッド)に侵食されつつあった。
人類はナイトフライオノートの脅威に対抗するため、リュウキュウを本拠地として対位相外防衛機関LAG(ラグ)を設立。対ナイトフライオノート戦闘ユニット、スカーレッドライダーを持って敢然と立ち向かっていった。が、激しい戦いにより、過去五回の全滅を繰り返してきた。
そして、新たに5人の少年達を迎え結成された第六戦闘ユニットIS (アイズ)またの名をスカーレッドライダーゼクス(Scared Rider Xechs)。
しかしSRXの結成とほぼ同時に、ナイトフライオノートの侵攻は途絶えた。戦うべき相手が現れないまま、代わり映えのしない日常に心をすり減らされていく日々。SRXのメンバーは鬱屈と焦燥をぶつけるように音楽バンドOdd-I`sを結成して音楽活動に明け暮れるのであった。
そんな状況のなか、ひとりの少女が教官兼指揮官としてLAGへ着任してくる。
それと時を同じくして途絶えて久しかったナイトフライオノートの侵攻が再開される。人類の存亡をかけ戦いへと身を投じていく少年ライダー達と彼らを指揮するひとりの少女。神無き人の世界で歌われるのは愛の物語か。それとも―
その命令は―愛か、死か。

プレイヤーは麻黄アキラ(名前変更可能)という17歳の少女となり、異形のものと融合することによってライダーとなる少年達を指揮し、謎の異世界生命体ナイトフライオノートとの戦いに臨む。主人公の出す命令により、少年達の精神状態は大きく左右されることになるため、勝利のために非情な命令を下すのか、それとも戦いよりも愛する人を優先させるのか、プレイヤーは厳しい選択を迫られることになる。

麻黄アキラ

ヨウスケ(CV: 鈴木達央)

ユゥジ(CV: 近藤隆)

ヒロ(CV: 下野紘)

カズキ(CV: 高橋広樹)

ヒジリ(CV: KENN)

タクト(CV: 宮野真守)

ストーリーの進行は、TVアニメのような全13話で構成。主人公が決定した選択肢により少年達は、「愛」を優先させた場合のメインスタンス性格か、「戦術」優先させたサブスタンス性格に分かれ、これがエンディングに影響していく。なお、エンディングは全部で14種類。性格変化システムでひとりのキャラクターで2通りのエンディングが用意されているほか、黄金エンド、バッドエンドが存在する。

少年達との日常を描く「アドベンチャーモード」。会話や行動を選択して親密度を上げていく。もちろん、敵との対峙もある

メインスタンス性格かサブスタンス性格かの違いにより、少年達のリアクションが変化

イベント時もキャラクターの性格により、描写が変化する

敵が攻めてくるとコマンダーモードに移行。実際に戦場に赴いて指揮をする。状況を把握し戦況に応じた的確な指示をライダー達に与えながらフェーズを進めていく。指示の選択は「ライダー達をおもいやる選択」と「勝利を優先させる選択」の常に2種類。その選択次第でライダー達の精神が「メインスタンス寄り」になるか、「サブスタンス寄り」になるか変わってくる

なお、限定版「めんそ~れ!パック」には64ページの特別小冊子「めんそ~れ!琉球LAG」と、鈴木達央、宮野真守、近藤隆、下野紘、高橋広樹、KENNといったキャスト陣が出演する60分に及ぶオリジナルドラマCD「こんな世界だけど……なんくるないさー!」が付属する。

ゲームタイトル スカーレッドライダーゼクス
対応機種 プレイステーション 2
ジャンル 恋愛アドベンチャー
発売予定日 2010年7月1日
価格 限定版9,240円
通常版7,140円
CEROレーティング B (12才以上対象)
(C)2010 RED/Rejet/STORY RIDERS