美少女トレーディングカードゲームとして人気の「アクエリアンエイジ」シリーズからドラマCDが登場。「アクエリアンエイジ ドラマCD フェンリル編 ~ふわふわバスタオルは甘いかおり~」として2010年6月9日にブロッコリーからリリースされる本作は、その名の通り、「アクエリアンエイジ」でも人気の高いキャラクター「フェンリル」を中心としたフェンリル3姉妹がメインのストーリーが展開される。

「アクエリアンエイジ ドラマCD フェンリル編 ~ふわふわバスタオルは甘いかおり~」は2010年6月9日の発売予定

ヘル、フェンリル、ヨルムンガンド、ガルムが仲良く遊んでいたところ、極星帝国のリリア・ベテルギウスが、ヘルが持っているアイテムに目をつけ、フェンリルを利用してアイテムを手に入れようとするが……?

メインキャスト陣が語る「アクエリアンエイジ ドラマCD フェンリル編」

(写真左から)白石涼子、藤田咲、豊崎愛生、戸松遥、松来未祐

そこで今回は、フェンリル役の豊崎愛生、ヨルムガンド役の藤田咲、ヘル役の戸松遥、ガルム役の白石涼子、そしてリリア・ベテルギウス役の松来未祐が、本ドラマCDの収録後に語った、キャラクターの役どころやドラマCDの聴きどころなどを紹介しよう。


――まずは、ご自身の演じた役どころなどを教えてください

豊崎愛生「『アクエリアンエイジ ドラマCD フェンリル編』ということで、一枚のバスタオルを巡って、みんながドタバタしながら、あんなことやこんなことが起こる、そんな楽しいお話になっております。私が演じさせていただいたフェンリルちゃんという女の子は、イヌの耳がついた女の子なのですが、みんな昔の神話に出てくる神様のような感じで、すごい力を持っていたり、イヌっぽかったり、ヘビっぽかったりするんですけど、そんな子たちがドタバタいろいろとやっています。フェンリルちゃんは、明るくて元気で、マイペースな子で、すごくしっかりした妹たちがいるので、すごく甘えたさんでもある、自由奔放なお姉ちゃんという感じです。お姉ちゃんではあるのですが、精神年齢的にはきっと一番低かったりするのではないかなということで、お芝居のほうも、楽しくノビノビと、妹さんたちに甘えながらやらせていただきました。魅力的なキャラクターたちが魔法を使ったり、リリアさんというキャラクターがいろいろなアイテムを持ち出したり、本当に楽しいお話になっていますので、ぜひ聴いていただけたらうれしいです」

藤田咲「私が演じたヨルムンガンドという女の子は、一応『大蛇』ということで、ヘビをモチーフにしたキャラクターになっておりまして、外見からして尾っぽが付いていて、それをずるずると引き摺りながら歩いています。その尾っぽのせいか、移動が難しいみたいで(笑)、動きがトロトロしていて、性格や考え方、喋り口調もこの作品の中では一番おっとりしているキャラクターです。フェンリルちゃんが一番お姉ちゃんで、私、ヘルちゃんという三姉妹なのですが、その真ん中の立ち位置というのがすごくあいまいで、というのもしっかりしきれない姉と、しっかりしすぎる妹にはさまれているので、どれくらいお姉ちゃんでいていいのか、それとも甘えていいのか、そのラインをどこに保てばいいのかというところをすごく考えて演じました。そんなヨルムンガンドも物語が進むと、変身したりして、すごいことになっていると思います(笑)。そのあたりが聴きどころだと思いますので、ぜひ皆さん楽しみに待っていてください」

戸松遥「ヘルは、三人姉妹の中で一番末っ子の女の子なんですけど、すごくしっかりしている女の子だなっていう印象を持っていて、本当はフェンリルちゃんのほうが妹なんじゃないかって思うぐらい、説教したり、タオルで拭いてあげたり、末っ子なんですけど、一番お姉さんらしい面をみせる女の子だと思います。ただ、やっぱり年相応といいますか、完璧に何もかもができるわけではなく、いろいろとドジを踏んだりする面もあり、そのあたりがとっても可愛いと思いました。また、けんかをしてしまうシーンでは、つい興奮して、キツいことをフェンリルちゃんに言ってしまうんですけど、結局最後は自分の中でも言い過ぎてしまったなって思うような、すごく優しい一面を持っている子だと思います」

白石涼子「ガルムは、ヘルに仕えていて、一応、館を守る番犬という立ち位置になっていまして、忠実な番犬という設定で、『ガルル』って唸ってみたり、身体を張って立ち向かってみたりもするのですが、意外とみんなの中に入って、賑やかしになっちゃっていたところがあるように思います。この三人の姉妹の中では、ヘルが一番しっかりとした性格をしていて、その子の番犬ということだったのですが、ちょっと甘えた感じでやっちゃったかなって、いまさらながらに思っているんですけど、演じていてとても楽しかったです。一人に仕えているのですが、ほかの姉妹にも仲良くしてもらって、敵と戦ったりもするんですけど、全体的にゆる~い、可愛いお話だなという印象を受けました」

松来未祐「私の役どころは、今回のドラマCDの中で明快な悪役というか、わかりやす~く、すごく悪いことをしてしまった人なんですけど(笑)、マジックアイテムという魔法のアイテムを集めるのがすごく好きなコレクターさんです。みなさんのお屋敷のお宝をいただくために、あれやこれやと悪さをするという役だったのですが、仲間がいるわけではなく、1対4みたいな感じで戦っていたので、ちょっと居たたまれないという気分になりました(笑)。悪役といっても、リリアは素直で、とても自分の欲望に忠実に行動してしまう女の子なので、すごく楽しく、活発に演じることができました。楽しかったです」

――ドラマCDの聴きどころなどがありましたら教えてください

豊崎「イヌっ娘なので、ワンワンとかワオーンとかキューンとかクーンとか言っています(笑)。ガルムちゃんもグルルって言ったり、ワンワンって言ったりするのですが、二人で、ワンワン、ワンワンって言っているところがすごく楽しかったので、そこが聴きどころかなって思います。あとフェンリルちゃん的には、口癖だと思うのですが、うれしいときなどに『ワッハー』とか言うんですけど、それをヘルちゃんが真似したりするシーンもあったりしまして、きっとそれがフェンリルちゃん独特の口癖なんだろうと思いますので、みんなのワンワンと一緒にそういうところも聴いていただけたらうれしいなと思います。ワンワン」

藤田「先ほども言ったのですが、変身するシーンがあります。ただ、変身後と変身前で、あまり差と言うほどの差はなくて、言ってしまえば、大きさが違いますということぐらいしか言えないんですけどね(笑)。あとは、三姉妹とガルムちゃんの関係がすごく愛らしくて、可愛らしい感じに仕上がっていると思いますので、そこはもう皆さんにキュンキュンしていただきたいと思います」

戸松「私もさっき言ったのですが、ついカッとなってキツいことを言ってしまった後に、自分も反省した一面を見せる、そんな普段とのギャップのようなところが、個人的にはとっても可愛らしくて、ちょっとキュンキュンしてしまった部分だったりします。その反省も、ヘルちゃんなりの反省の仕方なので、ちょっと素直になりきれないところもあったりするのですが、そこがまた素敵で可愛い一面だと思うので、そこを見ていただけたらうれしいなと思います」

白石「愛生ちゃんが言ってくれたのですが、本当にフェンリルとガルムはワンワンとかキャーンとか、そういったもので感情を表しているところがよくあるので、ワンワンひとつにも、感情がわかるように、伝わるように、気持ちを込めています。なので、その言葉じゃない、ワンワンとかグルルとか、クーンといった鳴き声にも注目して聴いていただけたらうれしいなと思います。今思ったのですが、ガルムは番犬というよりも、お手伝いさんといった感じだった気がしますね」

松来「リリアは悪役ということで、かなりたくさん、いろいろなところで、『おほほほ』っていう高笑いをしているので、そんないろいろな高笑いを聴いていただけたらうれしいです。あとは、強気で攻めているわりに、ちょっと拗ねた感じのところや、少し弱い部分が一瞬見え隠れするところもありますので、よかったらぜひ聴いてください」

――自分が演じたキャラクター以外で気に入ったキャラクターはいますか?

豊崎「ガルムちゃんが可愛くって(笑)。女の子なんですけど、ちょっとボーイッシュなところもあり、子犬のような白石さんが、子犬のようなガルムちゃんを演じているのが可愛いなと思って、私自身、すごくグフグフ思いながら聴いていました(笑)。フェンリルは、立ち位置や上下関係といったものを誰に対しても考えない人だと思うのですが、ガルムちゃんに対してもそれは同じで、一緒に遊んだりするシーンは、二人でコロコロ転がって、子犬がじゃれあっているみたいな感じになっていればいいなと思っています。ガルムちゃんが可愛くて好きです」

藤田「私もかぶってしまったのですが、ガルムちゃんです。従者とご主人様という関係がちゃんと出来上がっていて、そこがまた愛らしいんですよね。白石さんのお芝居もそうなのですが、本当に好きでこの子はお仕え申し上げているんだなというのが、その一挙手一投足に垣間見えて、私も後ろでキュンキュンしながら聴いていました(笑)。ぜひ皆さんもガルムに萌えてください」

戸松「私はリリアさんですね。こういう悪役みたいなポジションが私は大好きで、しかも1対4というかたちで、堂々と勝負を挑む姿を見て、すごく尊敬をしてしまったというか、カッコいいなと思いました。そこで負けてしまって、最後に『次こそは』みたいな捨てゼリフを吐いて去っていくところなども、いい役だなって思いながら台本を読ませていただきました。私はとってもリリアさんが好きです」

白石「一番絡んでいて楽しいシーンだったのは、フェンリルとじゃれあっているところだったので、フェンリルが可愛くて好きだなって思いました。"フェンリル様"って『様』をつけて呼んではいるものの、じゃれあったり、追いかけっこをしたりしているのがとても可愛いなって思います。ガルムはヘルに仕えていて、何もかもすべてを賭けてご主人様のためにって思っているんですけど、それとはまた違うところで、みんなに会えるのが楽しくて、中でもフェンリルとはすごく合うんだろうなって感じがします。フェンリルの可愛くてゆるいところが好きです(笑)」

松来「リリアは今回4人と戦ったわけですが、フェンリルちゃんがあっさりと罠にはまってくれたシーンが、本当に演じていて気持ちよくて、『ああ、いい子だな』って思ったので、フェンリルちゃんが素直で、言うことを聞いてくれるので好きでした(笑)」

――各キャラクターは動物をモチーフにしたものとなっていますが、皆さんが自分と似ていると思う動物がいれば教えてください

豊崎「イヌかネコかでいうとイヌで、タヌキかキツネかでいうとタヌキですね(笑)。今回はイヌっ娘をやらせていただいたのですが、イヌだと大きくてマフっとしていて、目とかが毛で隠れていて、ハッハッとなっているようなイヌ、何かもわもわとしている白イヌだとよく言われます。褒め言葉かどうかはわからないんですけど(笑)」

藤田「ネズミ年ということもあって、自分はネズミみたいな人間だと思うんですけど、よく物語の中でネズミは賢いっていう風にされていますが、実は穴だらけで、賢そうに見えても実はちがったり、可愛いのかなと思ったら、けっこう牙を剥いちゃったりとか、そういうところが愛らしくて好きですね。ネズミみたいに気楽に生きていけたらいいなって思うところもあります(笑)」

戸松「私はネコですね。ネコといっても野良ネコです。すごく野生的なうえに、気分屋な性格で、好きなときに出かけて、好きなときにご飯を食べて、好きなところに寝る、みたいなすごくマイペースな部分が、野良ネコさんと同じかなって思います。あと、すごく高いところが好きで、隙あらば冒険したいというか、木に登ってみたいといった願望があったりするのですが、そういった野生的な血が流れているところが似ているんじゃないかなと思います」

白石「私の場合、自分のことをそんなに深く考えたことがなくて、置き換えたりしたこともないのですが、言われたことがある動物だと、走り方がチョコマカとしているので、ペンギンに似ていると言われたことがありまして、ペンギンはすごく好きなので、うれしかったです。でも、また全然ちがう意見で、モノを食べるときにけっこう口に溜めてモグモグするらしく、それがリスとか小動物みたいだと言われたこともあります」

松来「戸松さんとはちがうネコですね。野生をもう失った感じの(笑)。うちでネコを二匹飼っているのですが、完全に寝て起きて食べて、寝て起きて食べてというだけの生活で、良いなあと思っているので、私は野生を忘れたネコでお願いします」

――最後にファンの方へのメッセージをお願いします

豊崎「『アクエリアンエイジ』というと、シリアスな部分や戦いの部分があったりもするのですが、今回のドラマCDは、『こういうアクエリアンエイジもあるんだよ』みたいな、すごく可愛らしいお話になっています。事件が起こってドタバタするんですけど、周りから見るとすごく微笑ましいお話で、フェンリルちゃんたちは一生懸命にやっているのですが、バスタオルを巡って、ということもあって、周りからは可愛らしく見えると思いますので、微笑ましく見ていただけたらうれしいです。ぜひぜひ聴いてください」

藤田「このドラマCDを聴くと、大半の人がドラッグストアに柔軟剤を買いに行くことになると思います(笑)。微笑ましくて可愛らしい三姉妹と、付き人? が一人、そして悪役になりきれない可愛らしいお姉さんが出てくるというお話です。ぜひ皆さん楽しみにしていてください」

戸松「聴いているだけで、柔軟剤の香りが漂ってきそうな、とってもフワフワした優しい作品だと思うので、ぜひこの作品を聴いて、楽しんでいただいたり、キュンキュンしていただいたり、癒されたりしていただけたらうれしいです。とっても個性的で、みんなそれぞれ色が違っていて、とても魅力的な子たちが出てきますので、そんなキャラクターたちのテンポのいい掛け合いや会話、そして素敵な世界観を楽しんでください。よろしくお願いします」

白石「本当にフワフワ癒されると思いますし、自然に微笑んじゃう感じのドラマCDになっていると思います。実は深い設定がいろいろとあるのですが、そういうものを忘れてしまうような楽しい日常が描かれています。皆さんに気に入っていただいたガルムがどんな感じなのか、ぜひ確かめてほしいなと思います。よろしくお願いします」

松来「私は今回、お屋敷を襲う悪役の側で出させていただいたのですが、この4人のキャラクターたちに私自身もキュンキュンしながら演じさせていただきました。信じあっている女の子たちが繰り広げるお話というのは日常でも非日常でも心温まることが多く、とてもほんわかして、きっといろいろな場面で笑ってもらえるストーリーになっていると思いますので、ぜひ聴いてください。よろしくお願いします」

――ありがとうございました



封入特典となるアクエリアンエイジVFPRカード「輝狼"フェンリル"」

「アクエリアンエイジ ドラマCD フェンリル編 ~ふわふわバスタオルは甘いかおり~」のジャケットは、篤見唯子氏が描くアクエリ人気キャラクター「フェンリル」のイラストが目印。ここでしか手に入らない特典としてジャケット絵柄のアクエリアンエイジVFPRカード「輝狼"フェンリル"」が1枚封入される。なお、初回生産分内には数量限定で、豊崎愛生の箔押しサインver.が含まれる。


タイトル アクエリアンエイジ ドラマCD フェンリル編
~ふわふわバスタオルは甘いかおり~
出演キャスト 豊崎愛生、藤田咲、戸松遥、白石涼子、松来未祐
発売予定日 2010年6月9日 品番 BRDR-1122
価格 3,150円
発売元 ブロッコリー
(C)BROCCOLI イラスト/篤見唯子