Texas Instruments(TI)は、光信号処理アプリケーション向けに0.55 XGA DLPチップセットを発表した。同チップセットは開発キット「DLP LightCommander」に同梱されLOGICより参考価格2,499ドルで提供される。

同チップセットは、0.55 XGA DLPチップ「LP5500」とDLP5500コントローラ「DLPC200」の2デバイスで構成されるもので、最大5,000Hzのバイナリと500Hzのグレースケールパターンレートをサポートしている。

また、ユーザー設定可能なシンク(出力)およびトリガ(入力)を備え、外部ソースとの通信ができ、マシンビジョン、3Dスキャン、および3D光学計測などの光信号処理アプリケーションでの使用に対応している。

さらに、60Hz XGA映像での8ビットRGBカラーの入力フレームレートにも対応。USBやSPIといったインタフェースに加え、デュアル24ビットのデータ・インタフェースによって設計の柔軟性が増し、エンジニアは容易に光信号処理アプリケーションの開発を行うことが可能になるという。