収支のバランスも一瞬で表示する多彩な機能
簡単に入力できる家計簿システム「てきぱき家計簿マム7」だが、分析の方も簡単且つ多様だ。グラフのアイコンをクリックすると即座に現状での数字からグラフを作成し、表示する。グラフの種類は実に豊富で、集計/予算/前年/前月/同月/年間集計比較/年推移/年間推移 /口座残高/支出割合を対象に、縦棒/円/折れ線/エリア/レーダーチャート/横棒/積層横棒/積層縦棒グラフで分析できる(図12~19)。また、[診断タブ]では、月/年での対比をパーセンテージで表す矢印や、泣き顔/笑い顔で表示する診断なども搭載している。
ほかにも電気/ガス/水道などライフライン的な項目の使用量を観測 できる「使用量メモ」(図20)、品目の履歴や品目の底値を携帯電話に簡単に送信して、賢い買い物の手助けを行う「MEMOメール」(図21)など充実したソリューションが搭載されている。
使ってみての感想だが、表計算ソフトでよく見る縦軸、横軸に数字が並ぶパターンがシンプルで直感的な操作を可能にしていながら豊富な機能が用意されている。家計簿はつけ続けることが肝要であるというが、こういったソフトを使うことで、より細かな家計簿が可能になるほか、継続のための動機付けにもなるだろう。